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2009年9月27日 (日)

黙読するという習慣はごく最近のもの

前投稿で紹介した「子育てにとても大切な27のヒント」(双葉社)に気になる文章がありました。

子どもが自分で本を読めるようになると読み聞かせをやめてしまう親がいますが、

これは残念なことだと作者は書いています。

その後にこう続きます。

   

ついこのあいだまで、一家団欒の楽しみは、

囲炉裏端でお父さんが本を読んでくれることだったんです。

里見八犬伝などの戯作物を、

文字の読める父親が読むわけです。

だいたい小説を黙読するという習慣はごく最近のもの。

大正時代の記録にも、電車の中で新聞をみんなが声を出して読んでいるという記述があるくらいですから。(75p)

   

そうだったんだ。

これはビックリの情報。

本当かなと思って調べてみました。

そうだったようです。

昔は本の冊数も少なく、読める人も限られていました。

したがって本は読んで他の人に聞かせる面が強く、音読が当たり前だったようです。

黙読は何を読んでいるのかわからず、気味悪がられたようです。

たとえば次のサイトを参考にしました。

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1999news/04/406/0406.html

     

音読指導をする上に大事な情報になる・・・かも。

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