積ん読からの解放「クレヨンしんちゃん親子学」「フリズル先生星めぐり」
今日(9月27日)は、積ん読(つんどく)状態だった2冊の本を読みました。
1冊は汐見稔幸さんの本。
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「クレヨンしんちゃん」の作者臼井儀人さんが荒船山で亡くなられました。
荒船山は以前登ったことがあり、あの断崖は好奇心はそそられるけど、
たいへん危険な場所だと思っていました。
この本の帯にはこう書いてありました。
「クレヨンしんちゃん」はじつは最高の子育ての教科書だった!
クレヨンしんちゃんのアニメは何度か見たことがありますが、
原作本は見たことがありません。
この本には原作本の絵が何度か出てきて、
それがとても面白い。笑っちゃう。
そして子育ての大事なエッセイを含んだものだったことを、この本を読んで知りました。
目次より。
「しんちゃんのお尻出し。それは親への信頼感の表れです」
「失敗は人間力の表れ。頭ごなしに叱らないで」
しんちゃんのお父さん、お母さんは寛容です。
「何度言ってもわからないのが子ども。懲りずに何度も言うしかありません」
お母さんのみさえさんは、何度も言っています。タフです。
「親子のことば遊びでコミュニケーション力を磨こう!」
クレヨンしんちゃんのお帰りのあいさつはダジャレが頻繁に出るようです。
しんちゃん「ただいまつたかこのおとうとになりたーい」
お母さん「おかえりっとんちょうさだん もっとがんばれ」といった具合。
とんでもない子に見えるしんちゃんですが、
ちゃんとした子育ての中で成長している子どもなのだと思いました。
しんちゃんみたいな子どもに閉口している親がいたら安心する本です。
あなたの子育ては間違っていない。
臼井儀人さんの訃報を聞いて、しまい込んであったこの本を読みました。
星に興味を持ち始めたので、引っ張りだしてきた本。
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プラネタリウムを見に行くことになり、クラスのフリズル先生が直々にバスを運転して出発。
ところがプラネタリウムは修理中につき休館中。
すごいのは、いきなりバスがロケットになって、本物の太陽系の惑星を旅してしまうのです。
もう無茶苦茶。
でも惑星に関する情報は正確で、天文の知識が身に付く物語です。
火星と木星の間にある小惑星帯では、
フリズル先生が宇宙空間に放り出されます。万事休す。
しかし助かっちゃいます。このフリズル先生。並みの先生ではありません。
他にもシリーズで3冊ほどあるようです。興味あり。
明日学級文庫に入れたいと思います。
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