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2009年8月24日 (月)

結局何も知らなかった松原用水

(前投稿のつづき)

※東三河・・・・正確に言うと、東三河南部に水を行き渡らせている豊川用水事業について最近はずっと書いています。

他地域の人にはあまり関心のないことでしょう。

ご勘弁を。

豊川用水事業関係のことをここにしっかり書き留めておきたいと思っています。

自分のため、いずれは人のためになる資料として。

     

牟呂松原頭首工から分水された水から、いずれ松原用水が流れ出します。

松原用水の位置は、

再び「いいのんとよがわ」http://www.pref.aichi.jp/tochimizu/mizu/toyogawa/outline.htmlのこの地図を参考にしてください。

Outline

    

   

   

松原用水。時々耳にする用水の名前です。

夏休みに松原用水について少し調べてみて、気がつきました。

夏休みに入る前まで、この松原用水について私は結局ほとんど知らなかったんだなと。

知ったかぶりはしていませんでしたが、

きっとこんなんだろうと漠然と頭にあるだけでした。

    

松原用水とは?概略を書いてみます。

松原用水は1567年に作られた県内で最も古い農業かんがい用水路。

豊川の右岸の取水堰から水を取り入れ、

現在の豊橋市、豊川市、小坂井町の水田を潤していました。

旧一宮町(現豊川市)の松原に取水堰があったことから、

松原用水と呼ばれます。

この取水堰は、豊川の洪水でたびたび壊れ、修理が繰り返されました。

昭和43年牟呂松原頭首工が作られ、

もう一つの牟呂用水とともにこの頭首工から水が取水されるようになりました。

牟呂松原用水として豊川左岸をまず流れます。

松原用水はしばらくして、牟呂用水と分かれ、

豊川の下をサイフォンでくぐりぬけて、豊川右岸に移り、

昔からの地域を今も潤しています。

   

※参考「豊川用水ホームページ」http://www.water.go.jp/chubu/toyokawa/ayumi/04.html

     

これくらいのことは頭にはありましたが、

松原用水は奥が深かった。(つづく)     

      

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