校庭の木の観察「マテバシイ」
今日(6月21日)、校庭で観察した木。
マテバシイ。
マテバシイも、クリと同じように長い花を咲かせていました。
そしてつけ根の方に雌花が並び、
先の方に雄花が並びます。
雄花は今散り始めて、受精した雄花が残っています。
この受精した雌花はすぐにはドングリにはなりません。
ふくらまずに冬を越して、次の年になってふくらんでドングリになるのです。
珍しい。
昨年受精した雌花がふくらみ始めていました。
調べたところ、実は1~3個ずつかたまっていて、
その中の一つだけがふくらんでドングリになるそうです。
将来殻(殻斗)になる部分に包まれている状態からふくらんでくるんだなと、
今日の観察でわかりました。
運動場の片隅に、ドングリのなる木があるなんていいなと思いました。
「マテバシイ」という名前の由来を調べました。
次のブログが参考になりました。
http://824.at.webry.info/200711/article_2.html
その部分を引用してみます。
マテの意味は、実(どんくり)がマテ貝の形に似ることが定番と言われていますが、
こちらも諸説あり実際は不明な所があります。
他にも、九州地方ではツブラジイ、スダジイとくらべて大味なので・・・
「待てばやがておいしいシイの実になる」からマテバシイという説もあります。
マテバシイのドングリは食べれます。
秋にはドングリを拾って、食べることにも挑戦したいです。
ムム、これは生活科か?
校庭にいろいろ面白い木があります。
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