マユから出てきたのはヤドリバエ
6月11日のこと。
(自然のことを書くときは日付は重要と思い、日付は書くようにしています)
同僚の若い理科の先生の校庭の木々の観察。
イラガのマユで、まだ抜け出ていないものをその先生が見つけました。
さっそくマユの中身を出すことにしました。
マユの中にはもうじき成虫になるイラガがいると思いましたが・・・・・
そのマユには意外なものが入っていました。
ハエでした。
これはヤドリバエ。
イラガの幼虫に寄生し、
ヤドリバエの幼虫はイラガの幼虫の中で孵化して、
イラガの幼虫を食べてしまったのでしょう。
怖ろしい生態です。
昆虫が成虫になるのは生易しいことではありません。
人間に生まれてよかったと思いました。
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