本栖湖で見かけた遊覧船/境界の話
本栖湖で遊覧船に乗りました。
この遊覧船の名前がいい。
潜水型遊覧船「もぐらん」
潜水艦の形はしていますが、潜りません。
潜らないんだよという言い訳と「遊覧」を兼ねた楽しい名前です。
ちなみに本栖湖は山梨県の富士河口湖町と身延町の間にあります。
しかし湖面は境界不明。
どこのものでもありません。
こういう境界に関する話は興味のあることの一つです。
NHKでいい番組がスタートしました。
「NHK 知る楽 歴史は眠らない/県境の謎を行く」
この「歴史は眠らない」はいい言葉。
眠らせませんよ。
番組の解説より。
現在、47の都道府県から成る日本。
私たちはふだん、県境を当たり前のように受け止めているが、実は県境が完全に画定しているのは、全都道府県の半分に過ぎない。
その一方で、去年、137年ぶりに画定した湖上の県境もあれば、村が丸ごと隣の県の中にある“完全飛び地”もある。
県境とは一体いかなる経緯で今日に至っているのか。
そのほとんどは、廃藩置県の際に明治政府が数回にわたる強引な線引きをして出来上がった。
境界線一つ一つの背景には、その土地に暮らす人々の営みや、為政者の思惑が透けて見えてくる。
番組では、語り手が不思議な県境の現場を訪ね、そこに織りなされてきた歴史の物語を探り出していく。
昨日テキストを買ってきました。さあ見るぞ。
「県境」面白そうですね。
社会科魂を揺すぶられます(笑)
一回目は終わってしまったようですが、来週の火曜に再放送があるようなので、観ようかな?
教えて戴き有難うございます。
投稿: ふっとわーく | 2009年4月 2日 (木) 21:47
ふっとわーくさん、コメントをありがとうございます。十和田湖のこともやってくれるので楽しみです。僕も1回目の放送を見逃しているので、4月7日の早朝の再放送を見るつもりです。
投稿: いっぱい道草 | 2009年4月 3日 (金) 03:44