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2009年3月15日 (日)

ドクターヘリの本その2

本「命をつなげ?ドクターヘリ」(岩貞るみこ作/講談社青い鳥文庫)からの引用をもう少し。

主人公の新任ドクターの思い。

ドクターヘリによって命を助けられた父親。

見舞いに来た小学生の息子との楽しそうなやりとりを見て・・・

    

ふたりが、あまりに楽しそうで、ぼくもつられて、笑ってしまう。

ごく、ありふれた、親子の光景。

救命救急センターの医師として、うれしいのは、こういうシーンを見られるときだ。

もし、父親を助けることができなかったら、カズヤは、いまごろ、

どんな思いをしているだろう。

『命は、多くの人の、人生のなかにある。』

ぼくが、救命救急センターにきたとき、最初に、松原先生が教えてくれた言葉だ。

だれかを助けるということは、その人だけを救うわけじゃない。

その人の親や、子どもや、兄弟や、親戚や、友だち、みんなをしあわせにできるということだ。(91p) 

    

そう思います。

ブログにも記録しておきたくなり、うちました。

この本は漢字にはすべてふりがながうたれていて、

小学生でも読むことができます。

あとわずか1週間ですが、学級文庫に入れておきたいと思います。  

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