「けぬき」の正体がわかった
なぜ「けぬき」がここにあるか。
そう思って昨年末から調べ始めました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/12/post-0f7b.html
まずは「けぬき」という言葉が気になりました。
これは一般的な言い方かな?
調べたら、豊川市・宝飯郡で通用する言い方であって、
他の地域では「幟枠石」「幟枠」が有力だとわかりました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/01/post-c289.html
そして大詰め。
なぜここにあるのか。
そのことを教えてくれた人は、学校の隣に住んでいました。
加藤さんというおじいさんでした。80歳くらいの方でしょうか。
「あの人に聞くとわかるかも」と教えられて、今日の授業後に出向きました。
正解でした。尋ねてよかったです。
加藤さんから聞いた話は下に書きます。
(以前も書きましたが、このブログは資料置き場的性格あり)
この「けぬき」は、少し上にある神社「白鳥神社」のものであった。
加藤さんのお父さんも寄進者の一人で、大正12年に作られた。
だから加藤さんのお父さんの名前も、「けぬき」にほられている。
※確かに「加藤□□」とあったのは12月に確認している。
加藤さんのお父さんも幟を立てて、加藤さんも立てていました。
白鳥神社には3つ、「けぬき」があった。正面、裏正面、そして今回の場所。
正面と裏正面は今も幟を立てているが、今回の場所に幟を立てなくなったのはいつごろか不明。
道の両側にあったが、片方は道路拡張のために抜き取られた。
その抜き取られた「けぬき」は、白鳥神社の境内の片隅に置いてある(捨て置かれ状態)。
こうなると、さっそく見に行きたくなります。特にその抜き取られた「けぬき」!
夕方、雨が降りそうな天気。降る前に行きたい。
もうずっと長年捨て置かれている「けぬき」で、
だれもどこかに持っていかないだろうけど、すぐに行きたくなりました。
校長先生に許可をもらって学校を出ました。(次の投稿に)
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