消防指令センター訪問その4/救命活動のバトンタッチ
2月15日の訪問。
豊橋・豊川・新城管内には消防署、消防分署、出張所がいくつかあります。
どこにでも消防車はあっても、救急車があるとは限りません。
心筋梗塞の通報が司令センターにあった場合、次のような対応をするようです。
① 家族から心筋梗塞の連絡があった場合、
まず家族に電話で患者の状態を聞きながら救命手段を指導する。
(口頭指導と言うそうです)
② 一番近くの消防署・分署・出張所に救急車がない場合、
消防車をまず出動させる。最も近い救急車も出動させる。
③ 消防車は現場に到着したら、
搭載されているAED(自動体外式除細動器)を使って救命活動を行う。
④ 救急車が到着したら、救命活動をしながら病院に搬送する。
まず家族。そして消防車。そして救急車。バトンタッチをしていきます。
救命活動にブランクが空かないように、上のようなことをするそうです。
命を救うためのきめ細やかな活動を教えてもらいました。
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