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2008年8月31日 (日)

マンホールのふたが1.5㎝上昇するしくみ/年間0.2㎜すり減る

マンホールの材質は前投稿で書いたように、

FCD(球状黒鉛鋳鉄)という材質です。

摩耗が少ない材質ですが、どの程度摩耗するのか尋ねました。

「車道に設置されたマンホール鉄ふたの表面模様の摩耗は、実測値からの推測で年間0.2㎜程度」

とのこと。さらに、

「3㎜程度摩耗する15年を耐用年数としています」

15年くらいで取り換えということです。

しかしちまたには、すり減ってペンペラになった?マンホールもあり、

割れはしまいか、滑りはしまいかと不安です。

   

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このような本も借りました。

ちゃんとこういう専門の本があって、疑問に答えてくれます。

旭テックさんでも作っているマンホールのふたは、

圧力開放型浮上防止用鉄ふたで、

「豪雨の時に下水管内の圧力が上昇した場合、ふたが飛散せず真上に1.5㎝持ち上がり圧力を解放し、圧力が小さくなった時点で元の位置におさまる」(88~89p)

そうです。いつも踏んづけているマンホール、なかなかの優れものです。

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