宿雨(しゅくう)の中、言問橋(ことといばし)に行く
3月31日、東京大空襲で象徴的な場所である隅田川の言問橋に行ってきました。
言問橋について以前投稿しました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/03/post-648d.html
見に行きたいと思い、実際に行くことができました。
前日の30日の午後から降り出した雨は、31日も降り続いていました。
ニュースの天気予報で、こういうふうに前夜からの降り続いた雨を「宿雨」と言うと言っていました。
私たちも家族で東京に泊まりましたが、
雨も東京を宿にして泊まったわけです。
浅草駅で電車を降りました。かなり激しい雨になっていました。
隅田公園の桜の中を歩いて言問橋に向かいました。
左の写真の、緑色の橋が言問橋です。
そしてたどり着きました。
交通量の多い橋でした。
空襲の被害者の油で黒くなった石柱を探しました。
雨でしっかり濡れていましたが、確かに黒いところはありました。
これが本当にそうなのか。
横をたくさんの車が走り、いかにも”現在”の場所で“過去”をしのぶのは少々難しかったです。
でも、この広い橋にたくさんの人が押しかけ、動きがとれなくなったところに火の手がきて、人が燃えた現場。少しは目に見えたように思えました。
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