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2008年2月17日 (日)

「蒼穹の昴」に出てきた白菜

日曜日の今朝、私の町の降雪はたいしたことがなく、屋根にうっすらとある程度。

床屋に行こうと、西に7kmほど行ったら驚き。

山は雪化粧して、道にも雪がありました。P2170005 P2170006

先週の日曜日も雪。毎週の雪。今年はよく雪を見ます。

     

今読んでいる本にいきなり「白菜」が出てきたので驚き。

読んでいるのは、浅田次郎の「蒼穹の昴」     

蒼穹の昴(2) (講談社文庫) 蒼穹の昴(2) (講談社文庫)
浅田 次郎

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中国の清朝末期の様子を、二人の主人公を中心に描いた長編歴史小説。

全4巻のうち、2巻まで読みました。その2巻に「白菜」が出てきました。

中国北部の都市「天津」は、清の時代の末期には、外国の影響を受けて栄えていました。

西洋建築が建ち並び、街灯がともり、人や物の行き来が盛んだったようです。

そして、白菜は、この天津の街の賑わいを表す文章として出てきました。

    

「都(北京)ではまだ見かけぬ白菜を山のように積んだ荷車が『どけどけ』と叫びながら脇をすり抜けて行った。」(107p)

   

この文から推理するに、白菜の原産の国の中国とはいえ、清の時代に白菜は十分流通していなかったことです。都でも珍しかったのですから。

調べていくと、清末期の皇帝で、「蒼穹の昴」にも出てくる光緒帝の后が嫁入りした時に、白菜の彫刻を持ってきたとのこと。

Art3_2m この写真がその彫刻です。台湾の故宮博物館にあるそうです。

名前は「翠玉白菜」

これについてはまた調べてみたいです。

このブログ上で、だんだん白菜の研究が進んでいます。面白い、面白い。

今晩もすき焼きで、しっかり白菜を食べました。

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