冬休みに読んだ時代小説
冬休みは隆慶一郎、藤沢周平と時代小説をせっせと読みました。
映画「武士の一分」の原作、「盲目剣谺(こだま)返し」も読み、
ラストの、主人公の奥さんが泣くシーンで、思わず自分も涙しました。
小説を読んで、涙が出るのは久々のことです。
その後映画も見ました。
短編を映画にしたため、じっくりした流れで、いい映画だなあと思いましたが、
ラストは原作の方が良かったです。
藤沢周平の原作の映画がまた春に上映されると聞きました。
「山桜」です。これも短編。読んでみました。
う~ん、いまいちな小説かなと思いきや、ラストでやられました。
女主人公が泣くシーンで、やはり自分も泣けました。
女の人の涙に弱いのかな。こういうふうに終わるのか。なるほどと納得。
藤沢周平の小説は、まだまだ読み始めではありますが、ラストはいいなと思います。
どうやって終わるんだと、ワクワクしながら読んでいます。
「山桜」は新潮文庫の「時雨みち」におさめられている短編です。
時雨みち (新潮文庫) 藤沢 周平 新潮社 1984-05 売り上げランキング : 11385 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
金曜日の晩は、国語の先生たちとの宴があり、時代小説や時代劇の映画の話で盛り上がりました。
さすが国語の先生、と思いました。
コメント