FM豊橋は、1月23日「123・・」の話でした
今朝は雨。水曜日。そうきたら、自動車通勤でFM豊橋。
渡辺欣生(よしお)さんの話はやっぱり面白かったです。
1月23日ということで、「123・・・」の話。こんな話でした。
まずは「4」「7」の読み方の違いについて。
順唱「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」
逆唱「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」
「4」「7」を「よん」「なな」と読むのが本来の日本語。
「4」「7」を「し」「しち」と読むのは、後の時代に大陸から伝わった読み方。
したがって「し」「しち」は単独ではあまり使わない。
「郵便番号は?」と聞かれて、「441-4444(ししいちのしししし)」とは言わない。
「四面楚歌(しめんそか)」のように、熟語に入った時に読むことがある。
順唱で「し」「しち」が使われるのは、もうこの読み方自体が、熟語のようになっているから。
逆唱は、一つ一つ数字を確認するように読むから「よん」「なな」になる。
日本古来の読み方に「ひとつ ふたつ みっつ・・」というのがある。
これは大きな数になると、とても数えにくくなるので、
今は1~10とか、20(はたち)、30(みそじ)くらいしか使われていない。
※ちなみにその読み方を一部紹介。このサイトに示されていました。感謝。
http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/number/ancient_japanesej.html
55=いそじ あまり いつつ 83=やそじ あまり みっつ
99=ここのそじ あまり ここのつ
100=もも 4000=よち 20000=ふたよろず
24199とかになると、いろいろ合体してたいへんになります。
ちょっと難しいけどもう一つ。
「ひとつ」「ふたつ」の関係・・・「HITOTU」「HUTATU」(I→U)
「みっつ」「むっつ」の関係・・・「MITTU」「MUTTU」(I→U)
「よっつ」「やっつ」の関係・・・「YOTTU」「YATTU」(O→A)
これらは全て2倍の関係。その場合、”母音の後退”という現象が起こり、母音が一つずれるそうです。※母音の後退については、調査中。
もう、運転しながらメモするのがたいへんでした。でも収穫あり。
コメント