自動車通勤・・・1月11日「鏡餅」の話あれこれ
今までも何回か書いてきましたが、水曜~金曜の朝7時からのFM豊橋は面白い。
パーソナリティーの渡辺欣生(よしお)さん”よっちゃん”の蘊蓄ある話がいい。
昨日は雨が予想されたので、自転車はやめて自動車通勤。
しめしめ、金曜日。ラジオのスイッチを入れました。
昨日のよっちゃんの話は、1月11日だから「鏡開き」の話。
知らなかったことをいくつか知りました。
なぜ、鏡開きは1月11日なのか。
鏡開きは、武家社会の習慣で、かつては1月20日に行われていました。
しかし、徳川家光が4月20日に亡くなったことから、「20日」は忌日(いみび)とされ、
1月11日になったそうです。
なぜ1月11日が選ばれたかはわからないそうです。
なぜ「鏡」なのか。
昔の鏡は、円盤状の金属を磨いてできたものでした。
そして、鏡餅に使われていた餅は、今のようにふっくら厚みのあるものではなくて、
よっちゃんの表現を借りるなら、せんべいのような形の餅を重ねていたそうです。
その餅と、鏡が似ていたことから、「鏡餅」と名前がついたようです。
鏡餅も鏡も昔の形から変化してきているため、やっかいです。
餅のカビは食べても大丈夫か。
カビの毒のことを「カビ毒」といいます。
餅にできるカビの「カビ毒」は最強の発がん性のあるもので、食べない方がいいそうです。
カビの部分を削って食べればいいように思えるけど、
カビの根はしっかり餅に侵入しているので、
やはりカビのついた餅は食べない方がいいようです。
こんな話を、巧みな話術で話して聞かせてくれる。うれしい時間です。
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