「○わ」さまざま・・さるぐつわ
4日の国語では、教育の鉄人実践講座で勉強したばかりの、
「○わ」の言葉クイズをしました。
私が「○わ」の言葉に関するヒントを言い、子どもたちが当てます。
「あおぐ」「すずしい」というヒント。答えは「うちわ」。こんな具合です。
「ゆびわ」「チワワ」「くびわ」「いわ」「にわ」「うきわ」とかを出しました。
「みかわ(三河)」は1年生でどうかな?と思いましたが、知っている子がいました。
「くわ(鍬)」がなかなか出ませんでした。あまり身近ではないようです。それって何?状態の子が多かったです。そうなんだよなあ。
「よかったら家でも調べてみてください」と言ったら7人ほどがノートに書いてきました。
「しわ」「おきなわ(沖縄)」「びわ」「でんわ」「せわ(世話)」「ちえのわ」
「なげなわ」・・・何度も動作をやって見せましたが、なかなか出ませんでした。「動物をつかまえるやつ・・・何ていうんだろう?」と何をやっているかはわかっているけど、言葉が出なかったです。やっと一人の子が答えました。これで他の子の語いが増えました。
「さるぐつわ」・・・これは難しかったです。動作で示し、黒板に「○○ぐつわ」と書いて、「○○」は動物の名前が入るよとヒント。
「わにぐつわ」「かばぐつわ」「うまぐつわ」「いぬぐつわ」「ねこぐつわ」「さめぐつわ」などさんざん出た後に、「さる」が出ました。
ふと思いました。なぜ「さるぐつわ」は「さる」なのだろう?
またかよ・・読者の中にはそう思う人がいるのでは。すぐにこういうのが気になります。「フマキラー」のように「ウィキペディア」で調べましたが、今一つ納得のいく説明ではありませんでした。
鉄人の講座で教えてもらったこのやり方。いろいろな言葉に出会わせ、子どもたちの語いを増やすのにも効果的だと思いました。
ある20代の女の先生が、「さるぐつわ」を知りませんでした。驚き。この言葉に出会わずにきたのでしょう。やられた体験もなかったのでしょう。(滅多に体験をする人はいない)
私はいつこの「さるぐつわ」に出会ったのだろう。「怪人二十面相」の世界かな。
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