るりもはりも照らせば光る
6月25日の投稿で「江戸の敵を長崎で討つ」のことを書きました。
同じくことわざの日めくりを見ていて気になったのが、
写真の「るりもはりも照らせば光る」です。
おそらく 初めて聞くことわざだと思います。「るり」とは?「はり」とは?
「はり」と言えば、家の柱と柱をつなぐ横木の「梁」のことが浮かびます。
「梁」を照らすとはどういうことだろう?考えてみてから調べてみました。
なんと「るり」も「はり」も宝石でした。
「るり」は瑠璃のことで、青い色の宝石。「はり」は玻璃と書き、水晶のことだそうです。「梁」じゃなかったです。
どちらも宝石ですが、光が当たることで輝くことから、「機会を与えられればその力を発揮するもの」という意味があるのでしょう。勉強になりました。
このことわざを調べていくと、「江戸いろはかるた」の「る」で「るりもはりも照らせば光る」があることを知りました。
さらに「いろはかるた」は江戸と上方、そして地元愛知の尾張の3系統があることなどわかりました。
ちなみに「上方いろはかるた」「尾張いろはかるた」での「る」は「類は持って集まる」でした。お馴染みの「類は友を呼ぶ」とは少し違った言い回しですが、意味は同じみたいです。
http://www.tokaido.co.jp/lab/wada/menu.htm
いろはかるたについては、このサイトを参考にしました。
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