今日はきっと芽が出ている
5月15日に植木鉢に種をまいたアサガオ、ほとんどの子は5月22日に発芽。
でもなぜか一人の女の子のアサガオだけ芽が出ていませんでした。
どうしたんだろう?昨日の朝も出ていませんでした。
2時間目の放課に、その子と、植木鉢をじっくり見てみました。
そしたらなんと、中央にかすかに緑色!
やっほー、もうじき芽が出る状態でした。
その子の観察記録の文
「このまえ、めがでていなかった。わたしはしんぱいしていた。
なんででてこなかった?ほっとした。よかったよかった。」
私もほっとしました。種の位置が深かったのかな。
今日学校にいったら、きっと芽が出ていることでしょう。
楽しみの一つです。
その他の子の文。
「めがおおきくなったよ。はっぱのおおきさは4せんちになったよ。」
「おおきさ3せんち。このまえはちいさかったけど、おおきくなったよ。」
「もっとおおきくなってほしいです」
アサガオの成長の過程で、子どもたちのいろいろな声を拾っていきたいです。
観察記録といえば理科の専売特許。3年生、4年生の理科では教科書に観察記録がいろいろと載っています。観察記録の中でも、植物や動物のスケッチは、子どもたちにとってなかなか難しい物です。細かいところまで観察して描くことは至難です。先日、ある雑誌でトレーシングペーパーの活用を知りました。トレーシングペーパーを写真やさし絵の上のに重ね、写し取っていくというものです。教師があらかじめ写し取ったものを見せながら指導すると、3年生の子どもたちでも上手にできます。写真やさし絵をよく見ることが、実物をよく見ることにつながるのかなと思いながらトレーシングペーパーの活用に乗り出しています。
投稿: 神藤 | 2007年6月 2日 (土) 05:52