ミノムシの糸は、自然界の糸の中で最も強い
今日は令和6年10月24日。
前記事の続きで、ミノムシについて書いていきます。
ゆっくり生物チャンネル 絶滅の危機?「ミノムシ」とは何者なのか?を解説
この動画の写真を使って、ミノムシの説明をしていきます。
ミノムシ(幼虫)は糸を吐きます。
その糸は、いろいろな用途で使われます。
枝にミノをぶら下げることにも使われますが、
ミノムシが歩く時にも、あらかじめ糸を通路に吐き出して、
その上を安定して歩くのだそうです。
動画ではその糸の強さについて紹介しています。
糸はタンパク質でできていて、これも絹なのですね。
ミノムシの糸は、クモより、カイコより強いのです。
カイコで糸が取れるのは、繭を作る時だけ。
クモは、糸を常に吐くけど、種類がいろいろ。
そしてクモは飼育が難しい。
ミノムシは、歩かせた分だけ糸が取れるので、
都合がいい。
実際に、産業でミノムシの糸を利用する試みが行われています。
次は、1990年代後半から、オオミノガが激減している話。
ミノムシのうち、オオミノガのみに寄生するオオミノガヤドリバエが、
日本に入ってきたからです。
このハエは、もともと日本にはいませんでした。
中国で、オオミノガの駆除のために、
このオオミノガヤドリバエを大量に放ったことがあり、
それが日本にも入ってきたと考えられています。
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