オコゼが天敵病原にやられた!/イラガの繭の動画
今日は令和6年10月5日。
今週の月曜日、火曜日、水曜日の3日間で、
オコゼ(ヒロヘリアオイロガの幼虫)6匹を捕まえ、
教室の水槽に入れました。
木曜日はお休み。
そして金曜日の朝。
どうなったかな?と思って見たら、
予想外のことが起こっていました。
4匹のオコゼが茶色に変色して、動きませんでした。
死亡。
水槽内に餌の葉っぱは豊富にあり、糞も快調にしていたので、
大丈夫と思っていましたが、この展開はビックリです。
この4匹はなぜ死んだ?
同じような姿のオコゼをネットで探しました。
見つけました。
このサイトにありました。
核多角体病ウイルスに感染したオコゼです。
体が茶色になった部分は液状化しているそうです。
このウイルスは「天敵病原」と呼ばれるようです。
天敵と言うと、ヨコヅナサシガメのように、
虫を連想しますが、今回は天敵の病原体なのでしょう。
天敵の病原体。4匹に感染したのでしょうか。
これは初めて見ました。
死体は新聞に包んで、ゴミ箱に入れましたが、それで良かったのかな。
ネットではこれ以上の調べができませんでした。
残り2匹。
1匹は、葉っぱをモリモリ食べていました。
とりあえず今は感染もないかな。
もう1匹は、なんと床に繭を作っていました。
ついうっかり、ピンセットで傷つけてしまい、
中の幼虫の緑色が少し見えてしまいました。
普通は、木の幹・枝に繭を作り、
保護色で見えにくくなっているのですが、
何を思ったか、水槽の白い床に繭を作っていました。
あの懐かしい繭。
卵形の模様のある繭。
あれはヒロヘリアオイラガではなく、
イラガの繭。
どうもイラガは、数が激減しているようです。
勤務校にあるイラガの抜けた繭は、
どれも古いものです。そういうことかあ。
高嶋清明さんという方が、貴重な映像をアップしてくれていました。
以上が2023年の映像。
そして2010年の映像。
模様ができる様子まで撮影してくれています。
素晴らしい!
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