20240804 山伏岳等登山報告⑦ 映画「井川五郎ダム」前編
今日は令和6年8月7日。
前記事に引き続き、登山報告をうっていきます。
映画「井川五郎ダム」(1957年)を観ました。
戦後に井川にダムと発電所を造るという電源開発事業が再開し、
住民と揉めながら、話し合いが行われ、
井川村が3分の1水没するのを、中電が補償することを約束。
合意が得られ、工事が始まり、ダムが完成して、
貯水が始まるまでのドキュメンタリー映画でした。
1時間19分の映画。
写真を並べて、後日、内容を思い出すきっかけにしたいです。
昭和27年頃の井川(いかわ)村。
井川村は静岡県の山中にあり、交通不便のために、
隔絶された村でした。
発電所とダム建設のための測量隊が入村。
村の人たちは、ダムによって多くの家が水没することもあって、
反対する声も多かったです。
それでも話し合いは進み、村民の生活を向上させることを約束して、
工事は行われることになります。
中部電力の建築事務所。
工事を請け負う間組の事務所。
大井川鐵道井川線は開通。発電所・ダム建設のための
資材が、次々に運ばれるようになります。
井川村では、新しい宅地や耕地が補償で作られました。
工事が始まります。
最初に造られたのが、仮排水トンネル。
このトンネルによって、大井川の流れは変えられて、
ダム建設ができるようになります。
排水トンネルに、大井川の水が流れ込みました。
この日、起工式。
この右の旗は昔見たマークですね。
発破が行われ、崖が崩されます。
コンクリートが投入されます。
この道具は、映画の中で電気バイブレーターと呼ばれていました。
この器具はどんな役目があるのか調べました。
ここから引用。
まだ固まっていない状態のコンクリート(生コン)の中に差し込み、
振動を与えて気泡の脱泡を行い、コンクリートの強度を高め、固め
る機械です。
なるほどです。
ただ、今はこのような形ではないです。
動画で選びました。
映画のように、両手で使うのではなく、
片手で使えるものになっています。
太さがとても細くなったのが、片手で使える理由かな。
この動画がいいなと思ったのは、
バイブレーターで出てくる気泡を見ることができること。
正確にいうと、気泡は見られないので、
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