20240804 山伏岳等登山報告⑤ ヨツボシノメイガの成虫/ヒメジュウジナガカメムシの幼虫と成虫
今日は令和6年8月6日。
前記事に引き続き、登山報告をうちます。
牛首峠から猪之段駐車場までの車道は、
生き物の発見が楽しい道でした。
変わった模様のチョウが飛んでいました。
どこかに留まってくれないかなあと思って見ていたら、
留まる時には、必ず葉っぱの裏側なのです。
上の写真は、その様子を撮ったものです。
どうにか撮りたいと思って、葉っぱを指でつかんで、
そっとめくりました。
その時に撮ったのが、下の写真。
この写真で、Googleレンズを使って、同定できました。
ヨツボシノメイガです。
さっそく生態を調べます。
このサイトによると、葉の裏に留まるのだそうだ。
幼虫はガガイモの葉を好むとのこと。
ガガイモ。今回たくさん繁茂していたイケマは、
ガガイモの仲間だそうなので、食草は.
このサイトでは、イケマが食草だと書いてありました。
そうなると、あんなにイケマが繁殖していたあの地域では、
ヨツボシノメイガの生育には好条件となります。
私は、当然いるだろうチョウを見ることができたわけです。
次の虫は、ちょっと気持ちが悪いですよ。
そのイケマの葉っぱの上に、小さな虫が群れていました。
今度のは動画です。動くので、注意です。23秒動画。
調べたら、ヒメジュウジナガカメムシの幼虫だとわかりました。
YouTube: 2024年8月4日 イケマの葉っぱの上に群れるヒメジュウジナガカメムシの幼虫
この幼虫も、ガガイモが食草のようです。
イケマの上にいたのは、必然ですね。
私が撮影を始めたので、動き出したようです。
敏感です。引っ越しをみんなでするようです。
何事もなければ、前記事のクマイチゴアブラムシのように、
集団で葉っぱを食するようです。
登山に行くと、
昆虫が交尾しているのをよく目撃してしまいます。
ブログにも、その写真を載せてきました。
今回も目撃してしまいました。
カメムシです。
イケマのツルに掴まって交尾中。
お腹しか見えません。どんな模様なのだろう。
交尾中なら逃げないだろうと、ツルを動かしました。
家で調べてびっくり。
葉の上で群れていた幼虫の成虫。
ヒメジュウジナガカメムシでした。
イケマが繁茂しているおかげで、繁殖ができる昆虫でした。
いやあ、偶然です。
ヒメジュウジナガカメムシの幼虫と成虫を目撃したことになります。
効率がいい登山でした。
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