今時点で思いつく電子回覧板「結ネット」のメリット
今日は令和6年4月7日。
今日はサークルがあります。
そのサークルでいろいろなことを発表しますが、
特に伝えたいのは、10月5日のことです。
10月5日に、各務原市に行って、電子回覧板「結ネット」の
実践発表とパネルディスカッション参加をすることになりました。
まだ仮称ですが、その会の名前は、
「地域コミュニティ活性化シンポジウム」です。
趣旨は次のようになっています。
近年、社会環境の変化に伴う、個人のライフスタイルの多様化や地域に
対する考え方の違いなどにより、相互の連帯感や結びつきが希薄化する
傾向にある。
一方で大きな災害などの非常時の助け合いや、地域の防犯対策には、地
域を基盤とした人と人とのつながりの大切さが改めて認識されている。
そこで、地域コミュニティの活性化に向けた取り組みについて考える機
会としてシンポジウムを開催する。基調講演、事例発表、パネルディス
カッションを通じて、地域コミュニティをとりまく現状について再認識
するとともに、今後の地域コミュニティの維持・活性化に向けた取組の
参考にする。
基調講演は、大学の名誉教授が行います。
その後に3人の実践発表。
1、2人目は、地域活動団体代表者等を予定。
3人目が自分で、「地域活動デジタル化 市外 自治会関係者の方を予定」と
実施計画書にはあります。
発表時間は15分間。
そしてパネルディスカッション。40分間。
名誉教授と実践発表者3人、そして各務原市自治会連合会長が加わります。
とにかく私のやることは、電子回覧板「結ネット」を
いかに町内会の維持・活性化に利用しているかの実践を
さらに半年積み上げて、発表することです。
そこで、今日書いておきたいのは、
この1年9ヶ月の電子回覧板「結ネット」を実践してきた
今の時点で、思いつくメリットをまとめたい。
通常の回覧板を「回覧板」とし、
結ネットを「電子回覧板」とします。
◯ 諸連絡
・町内会の行事などの予定をすみやかに届けることができる。
・訃報など、緊急性のあるものも、各人に即座に届く。
・連絡が各人に届き、保存できるので、必要な時に再び見ることができる。
・名簿も送ることができ、どの役が誰なのか、明確。
・名簿に名前が載ることで、所属感を感じ、責任感も出てくる。
・スマホに送られるため、情報にあたる時に、探さなくていい。
紙媒体だと、どこにしまってあるかなど探す場合が考えられる。
・回覧板は、留守だと連絡がつかなかったり、
滞ったりすることがあるが、電子回覧板はそれがない。
・回覧板のように手間をかけずに発信できるので、頻繁に発信でき、
町内会が身近になる。
・リアルタイムに情報を送ることができる。桜の開花情報など。
◯ 写真を送る
・公開されるのが、町内会で登録した人だけであることから、
不特定多数の人にさらされるものではないので、写真を送ることができる。
・自分が写っていたら、記事を読もうという気になりやすい。
・回覧板に比べて、写真が鮮明で見やすい。
・行事の様子など、参加していた人だけでなく、参加していない人にも
伝わりやすく、町内会でどんなことをしているのかを共有しやすい。
・町内会にはどんな人がいるのか、自然と顔見知りを増やすことができる。
・動画を併用することで、より効果があがる。
◯ 防災意識を高める
・町内会の地域にあった防災情報を流すことで、防災意識が高まる。
自主防災会の方針、班編成、避難場所や食料・飲料水入手方法などの情報。
・避難訓練、防災に関する講習会などの内容を、電子回覧板で送ることができ、
参加した人も、参加できなかった人も内容を共有しやすい。
◯ 災害時の安否確認
・電子回覧板を使うことで、容易に安否確認をすることができる。
・安否不明者に、すぐに連絡ができる。
◯ 地域の歴史を共有できる
・記事、写真が電子回覧板に保存されることで、いつどんなことがあったのか、
地域の歴史を共有できる。
・転居してきた家族が、町内会の様子を簡単に知ることができる。
・大雨などの災害時には、町内会の人たちから写真を集めて、
記録を残すことができる。
・町内会の歴史を共有することで、地域愛を高めることができる。
◯ 各グループの活動報告
・町内会に含まれる各グループの活動を知らせることができ、
内容がわかって、参加者も増える。
◯ 双方向で意見交換できる
・コメント機能があるので、記事に対して質問・意見を誰でも発信できる。
◯ 困った時に・・・
・町内会役員の問題解決の実績を公開することで、
困った時には町内会に問い合わせればいいと判断できる。
・ふだんから町内会の情報を流すことで、町内会を身近に感じ、
町内会に相談しやすくなる。
◯ 人材を発掘できる
・町内会には様々な人が住んでいる。町内会の問題点などを公開して、
力を貸してくれる人を求めやすい。公園の木の伐採など実践。
毎月、1ヶ月でどのような情報を電子回覧板で発信したかを紙媒体にまとめ、
回覧板でまわす。スマホがなくて電子回覧板が届かない人が情報弱者になら
ないようにする。またその回覧板によって、電子回覧板の良さがわかって、
登録する意欲を高めたい。
これをサークルで示して、追加削除して、今時点の完成形を作りたい。
そしてそのメリットを活かす実践を明日からでも始めたい。
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