光の速さは無限大と考えられていました
今日は令和6年2月7日。
今日の理科は、太陽を教えたいと思っています。
太陽から届く光についてが中心です。
その前提として、光の速さを理解させたいです。
光の速さ、光速は、時速10億8千万km。
これをどうやって子どもたちに伝えるのか?
秒速だと30万km/秒。
昔から言われているのが、光は1秒間で地球を
7周半回ることができるという表現。
すごい!と思いますが、まだ実感できません。
この宇宙で最も速いと言われる光。
でも、光の速度が有限と考えること自体が
まずは難しかったようです。
そうですよね。
光は瞬間ですからね。
光の速度が有限であることを主張したのは、
エンペドクレスという人でした。
エンペドクレスは、紀元前400年代の古代ギリシアの
自然哲学者。
エトナ山の火口に飛び込んで自殺したという話が
残っている人らしいです。
その後、いろいろな学者が光速を求めようとしました。
「Wikipedia 光速」からの引用。
ガリレオ・ガリレイは、遠く離れた2か所に置いたランプの合図を用い
て光速を測定する方法を提案した。しかし、光速はあまりに速く、当
時のいかなる計測器でもこの様な方法でわずかな時間を正確に測る事が
できなかったために有意な結果を得られなかった。
ガリレオも挑戦していました。
初めて光速を測定したのは、1676年に数学者オーレ・レーマー。
オーレ・レーマーの測定では、光速は約21.3万km。
最近の数字よりも遅い数値ですが、
光速として数字で表現した最初だそうです。
この動画で見たら、さらに光速の測定の歴史が勉強できました。
「光速は無限大」説から、光速は有限と考えられるまでに、
苦労があったことがわかりました。
YouTube: 【ゆっくり解説】光の速さはどのように測られてきたのか-光速測定の歴史-
この動画はどうでしょう。
前から気になっていた動画です。
光速体験です。
YouTube: 【光速】体験 光速で移動するとどうなるのか
こうして光にも速さがあることを、
子どもたちに伝えたいです。
これだけで1時間、かかっちゃうかな。
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