ちょっと経済の勉強/国民負担・膨らむ医療費
今日は令和6年1月4日。
また昨年の話。
12月3日にサークルがありました。
メンバーの一人のレポートに書いてあったこと。
日本人は給与の半分近くを税金で吸い上げられている。令和5年度の
予定では「国税17、7%、地方税10、4%、社会保障負担18、
7%」で「46、8%」の見込み。
最近、日本人は五公五民とか言われています。
江戸時代並みに、負担感が増え、一揆を起こすレベル?
とか書いている人もいます。
ネット上の記事では、この記事が勉強になります。
現代ビジネス 「五公五民」と嘆きの声…日本の「税金・社会保障の“負担感”」はなぜこんなに大きいのか? その意外な理由
記事を書いている人は、加谷珪一さん。
テレビで経済についてわかりやすく説明してくれている人です。
上記サイトから写真転載。
見たことがあるでしょ。
加谷さんの記事は読みやすく、勉強になりますよ。
よかったら、読んでみてください。
この記事のピックアップしたいのは、
日本は年金制度と医療制度に不信感があるということです。
だんだん先細りしていく年金。
膨らむ医療費に伴う社会保険料のアップ。
加谷さんは、日本人の負担感を減らすには、
経済成長するしかないと言っています。
でも、膨らむ医療費については、昨年見た動画で、
考えさせられました。
この動画です。
YouTube: 医療費に押し潰される日本【サンデイブレイク323】
この動画の前半部分は飛ばして、3分52秒から見てください。
まずは日本経済新聞の記事で問題提起。
KAZUYAさんは言っています。
医療費の問題は、高齢化だけが問題ではなく、
医療の高度化だと。
そこで朝日新聞の記事を紹介しています。
ニュースを見ていて、がん治療薬が保険適用となったと聞くと、
それはいいことだとずっと思ってきました。
命に代えられるものはないのだから、
保険適用されて、安く薬が治療に使われるのは、
貧しい人でも恩恵を預かれていいことだと。
疑いもなく。
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」も保険適用されるようで、
よかったと思っていました。
しかし! 医療の高度化によって、
治療や投薬に高額なお金がかかるようになってきたのです。
それに伴って、医療費は膨れ上がり、
社会保障負担は増加してきていたのです。
この動画を見て、私は初めて気がつきました。
ちなみに、ゾルゲンスマの値段は1人当たり、
1億7000万円(年間)です。
なぜこの値段かは、この記事で知ることができます。
エコノミストonline. 1人あたり約1億7000万円!……驚愕の高額新薬「ゾルゲンスマ」は財政を破壊するのか
製薬会社がいい薬を開発できるように、高額を支払うか、
それとも財政を重視するのか。
これが大きな問題なのです。
コメント