20231104掛川城で桜の狂い咲きを見る
今日は令和5年11月16日。
11月4日に静岡県の掛川城に行きました。
ここで桜の狂い咲き(返り咲き)を見ました。
狂い咲きはなぜ起こるのか?
ここに書いてあったのは、虫によって葉っぱが食べ尽くされたり、
台風で葉っぱが落ちてしまった場合に、
狂い咲きが起こる可能性があるそうです。
サクラの花芽は夏の間にできます。
そして、冬の低温に備えるために葉っぱから休眠ホルモンを出し、
花芽を硬くして翌年の春まで咲かないようにしているのです。
その葉っぱがなくなってしまうと、
休眠ホルモンの供給がなくなって、
秋でも暖かい期間があると、開花してしまうのです。
なるほど。
このサイトも勉強になりました。
もともとの桜は、ネパールにあるヒマラヤザクラだと考えています。
ヒマラヤザクラは、秋咲きです。
引用します。
ネパールは、緯度は亜熱帯に属し、山岳地帯を除けば標高は1400
~2000mほど。一年を通して温度差は少なく、とても穏やかな気
候です。これに対して日本は、春夏秋冬がはっきりしていて、一年で
も最高と最低気温の差が30度以上あります。ネパールと比べると、と
ても厳しい気候なのです。
つまり、温室育ちのネパールのサクラは、中国、台湾、日本へと北上
していく過程で、厳しい気候を乗り切る手立てとして、冬場に葉を落
として活動を止める「休眠」を得たのです。動物でいえば冬眠です。
そして暖かくなった春に、花を咲かせるようになったのです。
日本の冬は厳しいので、それを乗り切るために桜は生態を変えたのです。
面白い説だと思いました。
桜は秋に咲く。
この新しい視点に触れたのが楽しかったです。
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