N-NOSE(エヌノーズ)に対する疑惑
今日は令和5年10月9日。
昨日は、雨の中、そしてとても寒い中、
横断歩道で、交通安全指導隊の仕事をしていました。
時間が経つのは遅く、体が冷え切ったところで、
終わりの時間を迎えました。
昼から約3時間経っていました。
それに引き換え、今日は自宅で時間を過ごしています。
時間が経つのが速い。
もう午後1時かよと思っています。
Time is money
時間を有効に使いたいと思います。
本当は、奥さんと山登りに行く予定でしたが、
天気が悪いのでやめました。
ニュースや動画を見ていて、びっくりしたものがありました。
関心のあった癌早期発見のN-NOSEに対する疑惑です。
N-NOSEへの関心は高かったです。
ここでも道草 2020年1月からもう始まるんだ「線虫がん検査 N-NOSE」(2019年7月12日投稿)
4年前に記事にしていました。
待ってましたの検査でした。
受けようと思っていましたが、実際に行動に移っていませんでした。
そのN-NOSEの精度に問題があるのではというニュースです。
この動画がいいかな。
【スクープ】世界初の「線虫がん検査」、衝撃の実態を徹底取材(HIROTSUバイオサイエンス/広津崇亮)解説:解説:須田桃子
Newspicksというソーシャルニュースメディアの動画です。
N-NOSEは次のようなことをうたっています。
感度86、3%、特異度90、8%と高い精度なのですが、
どうもこんなに高くないぞという発表が、
今年の6月に行われた学会で発表されたそうです。
N-NOSEで陽性(高リスク)の判定をされた人が、
病院に行ってPET検査などを受けた結果、
癌であると診断された人がかなり低かったそうです。
逆もあります。
病院で癌と診断された人たちが、N-NOSEで検査した場合。
10人のがん患者全員が、N-NOSEでは陰性(低リスク)だったのです。
これは由々しきことで、癌の早期発見のためのN-NOSEですが、
N-NOSEによって安心して、癌検査を怠り、
癌の発見が遅れる可能性もあるということです。
Newspicksが計算したN-NOSEの感度は13%だそうです。
HIROTSU社の示している精度とは大きく違います。
大きな問題だと思います。
動画の中で、記者はこう語っています。
私たちが線虫検査について長く取材してきているのは、
癌というのが命に関わる重大な病気だから
というのがあります。
この検査は、薬機法に基づいて
承認を受けて販売しているわけではないので、
自由に販売されて、50万人超の人が受けている。
だけど、非常に問題があると長らく関係者の間で
言われながらも、ずっと販売が続けられる今の状況は、
非常に問題だと考えている。
会社の中でも、まだ線虫検査は早いのではという
意見もあったそうです。
それでもスタートした検査なのです。
関連企業も多いです。
4年前にN-NOSEについて知ったのも、
第一生命のチラシです。
N-NOSEはCMがうまかったです。
テレビで見ると、とても読めない説明を、
ここでじっくり読んでみます。
細かい文字を書き写します。
N-NOSEはがんの「診断」ではなく生物を利用したがんのリスクを
評価する検査です。医療機器ではありません。がんのリスクが検出
されなかった方でもリスクゼロというわけではありません。検査結
果はあくまで一時評価であり、医師への相談をお勧めします。
リスクが低いと評価されても、
癌になっている可能性はあると認めているのです。
期待していたのになあ。
N-NOSEを定期的に、たとえば半年ごとにやっていけば、
癌は早期発見できると思っていました。
そんな上手い話はないんだなと思いました。
東山紀之さんもCMに出ていました。
看CM學日文-エヌノーズ(N-NOSE)-「告白1 受けていない人」篇-東山紀之
東山さんはこう言っていました。
「僕は(N-NOSE)を受けます。受けなかったことを、
後悔したくないですから」
この言葉は心に残っています。
後悔しないように、いつかは受けようと思っていたN-NOSE。
どうしようかな。
この記事を打ち始めて1時間半。
今日の時間は早く進みます。
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