今日はツバメの「ねぐら」のことを授業で扱いたい
今日は令和5年9月25日。
9月13日に日本野鳥の会の方とお話をする機会がありました。
ツバメに関するお話が中心でした。
現在ツバメは、南国に飛び立つ前に、
集まって一緒に生活をし、栄養を摂り、
今年生まれた幼鳥は、飛ぶ練習をしているようです。
いただいた資料に、こんなのがありました。
一緒に集まっている場所を「ねぐら」というそうです。
私たちが住んでいる場所にはあるのかなと思いましたが、
愛知県は名古屋市にあるそうで、残念ながら地元の近くにはありません。
一番近くの名古屋市とちょっと面白そうな岐阜県の美濃太田通りの
資料の写真を載せます。
「ねぐら」は普通、河原の葦原のようなところのようです。
葦のような背丈がある程度たかい植物の上の方にとまり、
そこで寝るそうです。
外敵のへびがやってきにくい場所であるし、
イタチのような動物がきても、植物が揺れることで
察知できます。
カラスなどが襲ってきても、たくさんの仲間がいるので、
みんなで追い払うことができます。
イタチと言っても、子どもたちはイメージが浮かばないかな。
そこで、イタチの仲間であるテンの様子を見せます。
YouTube: 世界一可愛いハンター動物!テン!テンとネコ、オオタカの対決!
不思議なことに、岐阜県の美濃太田駅前通りは、
背の高い植物がないにもかかわらず、「ねぐら」になっています。
ツバメたちは、電線に乗っかって眠るそうです。
そんな「ねぐら」の様子を紹介している動画がありました。
Roost of the barn swallow ツバメの集団ねぐら(nobutoshi sato)
ツバメの平均体重は20グラム。500円玉3つ分くらい。
軽いんです。ひ弱そうなのに、南国に飛んでいきます。
フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどへ行きます。
6月7日に子どもたちと観察した親ツバメはは、
そんな外国旅行の経験があるツバメでした。
以上、今日は日本野鳥の会の方にいただいた資料をもとに、
授業を行いたいと思います。
関連してこんな動画も用意しておこう。
YouTube: ツバメの巣にスズメの子(The ugly baby swallow?)
こんなこともあるのですね。
YouTube: Cuckoo chick coup. ep1
YouTube: Cuckoo chick coup. ep2
子どもたちは、カッコウの托卵を知っているかな。
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