20230910 烏帽子岳登山報告 ③ 小八郎岳に一人で登る
今日は令和5年9月17日。
寝る前に1本。
9月12日の記事の続き。
この内容も、なるべく早く完結させたいです。
覚えているうちに。
9月10日の朝8時10分にスタート。
しばらく歩くと、登山道にこんな札がありました。
「小一郎」
この札には次のようないわれがあるそうです。
同行者の皆さんに聞くと、今回のコースはしばらくすると
2つに分岐します。
右に行くと、小八郎岳に登ることができるそうです。
左に行くと、その小八郎岳のピークを巻くことになります。
同行者の皆さんは、すでに何回も登っているので、
巻き道で行くけど、初めての私は、ぜひ登ってみたらと誘われました。
そうすることにしました。
「小一郎」の札は、ピークが「小八郎」なので、
そこに至る目安として、この後「小二郎」「小三郎」・・・と
続くので、見逃さないようにするといいよと言われました。
登っていくと、ちゃんとありました。
中学生くらいになってきたかな。
おでこにほくろができました。
高校生でしょうか。ちょっとふっくらですね。
ついに社会人になりました。
ほくろが仏様のおでこにある出っ張りみたいです。
この出っ張りにも確か名前があったぞ。
調べました。
「白毫(びゃくごう)」でした。
もうこれって、仏様というかお地蔵様のようになってきました。
もう十分生きた姿です。お地蔵様です。
ここまで年をとってしまうと、「小八郎」はどんな姿?
幽霊になってしまうかなと想像しました。
そんなことを楽しく想像して小八郎岳の頂上に辿り着きました。
「小八郎」の絵はありませんでした。
その代わりに広く開けた頂上がありました。
本当は伊那谷の街並みが見られる正面(東)は、
雲が垂れ込めていて、全く視界ゼロ。
背面(西)の雲がちらっと晴れて、山塊が見えました。
尖った部分。「それはきっと、今日登る烏帽子岳だと思うよ」と
同行者に言われました。
立派な山容でした。
明るい頂上には、登山道では見かけなかった、
マツムシソウがたくさん生えていました。
ここで、登山に初めて持参したマクロカメラを使うことにしました。
蜂が花の上に乗ったシーンを撮影しましたが、
うまくいかなかったです。ピンボケでした。
お恥ずかしながら1枚載せます。
今に上手くなりたいですね。マクロレンズを使った写真。
登山中という条件でも、スマホにさっとレンズをつけて、
風に揺れていようが、どうにかする技を身につけたいです。
頂上には東屋があり、そこに小八郎岳の名前のいわれが、
立派な板に書かれていました。
保元・平治の乱にまで、歴史が遡っていて、
それが今まで続いているのが素晴らしいなと思いました。
小八郎岳で少々ゆっくりして、下山。
巻き道を歩いていた同行者に追いついて合流しました。
続く。
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