暑い日 氷を使った実験をしました
今日は令和5年7月12日。
今日も暑かったです。
暑い時にこそできる授業をと思って、
ネットを探しました。
この動画がよかったです。
YouTube: 【98%以上の人が説明できない】塩を氷にかけるとなぜ冷えるのか?【検証実験】Why does salt cool when sprinkled on ice?
この動画で注目は、氷に塩をかけると、温度が下がること。
それと、水に塩を入れても、水温が下がること。
例えば氷に、水を浸した糸を置きます。
その糸の付近に塩をかけると、
あら不思議、氷は糸に吊り上げられます。
これはなぜか?
動画の元気くんは次のように説明しています。
①氷に塩をかけることで、氷が溶けて熱を奪う。吸熱反応。
②塩が水に混ざると温度が下がる。これも吸熱反応。
氷に塩がかかって、溶けて水になり、
水に塩が混じって温度が下がっていく。
糸が氷に張りついたのは、水が凍ったからです。
まず授業では、温度計を使って、
エアコンの効いた教室の気温を測ったり、
外に出て気温を測ったりしました。
外の気温は38度を超えました。
その後、教室に戻って、氷の登場。
暑い外から戻った子どもたちには魅力的な氷です。
氷を糸で吊るす実験をやりました。
大喜びでした。
次にやったのが、水に塩を混ぜたことです。
これで水温が下がる予定でしたが、
いまいち見て分かるようには下がりませんでした。
授業の終わりの時間が迫ってきたので、
次の実験に移りました。
塩のように、水に混ざることで、
温度を低下させる物質があるそうです。
それを利用した商品が、ホカロンの逆で、
揉んだり叩いたりすることで、冷たくなる冷却剤です。
近くのスギ薬局で買ったのは、
ロッテの「ヒヤロン」と
扶桑化学の「叩けば冷える!瞬間冷却剤」
「ヒヤロン」の材料は尿素と硝安と水。
「瞬間冷却剤」は硝安と水でした。
尿素や硝安が、塩と同じ役割であると思います。
子どもたちに体験させました。
これも大喜びでした。
これで授業は終わり。
水に塩を入れて水温が下がるのが顕著ではなかったので、
次は氷をビーカーに入れて、そこに塩を入れたい。
動画によると、かなり温度は下がります。
次の機会には、この温度を体験させたいなあと思いました。
暑い日だった今日。
こんな授業をしました。
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