「どうする家康」は、本能寺の変家康黒幕説をどう描くか
今日は令和5年7月13日。
7月9日放映の大河ドラマ「どうする家康 第26話
ぶらり富士遊覧」を見ました。
ラスト近く、家康が家臣を集めて、心の思いを伝えるシーン。
「信長を殺す。天下を取る」はビックリ。
ファンタジー大河の「どうする家康」は、
本能寺の変家康黒幕説でいくようです。
ファンタジー的な大河を残念がっていたこの動画。
YouTube: 裏切者家康の覚悟 瀬名の守護霊とともに信長への謀反へ【どうする家康見てからライブ】
「今回は少しはましになった。」と言っていました。
ホームドラマ的なところが減って、戦国時代らしくなってきたとのこと。
武田勝頼が滅ぼされて、家康黒幕説が出てきたからでしょう。
いろいろ言われている大河ですが、
今まであまりスポットが当たっていなかった出来事に、
時間をかけるなど、斬新ではあるなと思います。
今回の、信長を家康が接待する富士遊覧を、私は知りませんでした。
上記動画で、本能寺の変のいろいろな説が紹介されていました。
52分から。
家康黒幕説などありますが、現在は1958年に発表された
高柳光寿さん(戦国時代氏研究者)の野望説が再び有力になってきたとのこと。
「信長は天下をほしかった。光秀も天下を欲しかった」
の考えです。偶然、京都に信長と信忠の親子がいる機会に、
今なら2人を殺して、天下を取ることができると考えた
光秀の行動だという説です。
でも家康黒幕説を、どう描くのか。
次回の放送が楽しみです。
本能寺の変は、もう1週、後になるのかな。
YouTube: 高天神城の戦い&織田信長の陰謀 #どうする家康
この動画も参考になりました。
武田勝頼が衰退していった原因は、長篠・設楽原の戦いが起因ではなく、
今回の大河で描かれた高天神城の攻防で、
勝頼は、高天神城の救援をせずに放置。
高天神城が飢餓に苦しみ、
一部の城兵が打って出て滅ぼされたことが起因と言われています。
打って出た城兵600人を倒した後に、徳川軍が城内に入ると、
討ち死にした城兵の数倍に及ぶ餓死者を目撃しました。
動画の6分~12分。
このような酷い戦いをさせた勝頼の求心力は弱まり、
多くの国衆が勝頼を見限ったと言われます。
大きな歴史の分岐点となった高天神城。
跡地に行きたくなりました。
コメント