「プリコジンの乱」の真相はどうなんだろう?
今日は令和5年6月29日。
先の土曜日、登山から帰ってきたら、
驚いたニュースが入っていました。
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジンが、
ロシア政府に反旗を翻して、モスクワを目指して、
2万5千人の兵を引き連れて進軍中とのこと。
これはいいと思いました。
内乱が起こって独裁国家は崩れていくパターンだと
思ったからです。
ウクライナとの戦争が終わっていく始まりだと感じました。
しかし、この「プリコジンの乱」は
日曜日には終わっていました。
電撃的に始まった乱は、電撃的に終わったと
テレビのニュースでは言っていました。
テレビのニュースに注目し、政治系YouTuberの発信を
拾っては聞きました。
印象に残った動画です。
YouTube: 【ワグネルの乱!】壮大な茶番劇?それとも本当の反乱??(23/6/28)
この動画の中で、岩田温さんが、
ロシア(ソ連)は歴史的にも、
真実を隠すための演出をする国だと言って、
その例として、スターリン時代の1930年代に、
ウクライナで1000万人の餓死者を出した件を上げました。
スターリンは、外貨獲得をして工業機械を購入するために、
ウクライナの豊かな穀物を大量に手に入れて外国に売りました。
ウクライナの人たちが食べるものがなくなるほど、
強制的に収奪したために、餓死者が毎日2万人前後出たそうです。
フランスの元首相であるエリオが、
ウクライナを視察旅行をしました。
ソ連は、巧妙に飢餓状態を隠し、エリオは騙されて、
ソ連で飢餓などなかったと報告します。
この出来事を岩田温さんは言っていました。
動画の13分20秒くらいから見てみてください。
ウクライナ飢餓とエリオ元首相がだまされた件が気になって
調べました。
まず動画で。
YouTube: ウクライナとロシアの起源とは 歴史的背景「スターリンの大虐殺」ウクライナ侵攻 ロシアの狙い
15分40秒くらいからウクライナ飢饉の説明をしてくれています。
エリオ元首相については、次のサイトの説明が詳しい。
※パリ・東京雑感パリ・東京雑感|隠された悲劇 ウクライナ農民1000万人餓死|松浦茂長
エリオ元首相の発言を引用します。
列車から降りるやいなや、一斉に質問が浴びせられた。「ウクライナ
で本当に飢饉が起こったのですか?」
エリオ氏の答えは「私はウクライナを縦断しましたが、そこで見たの
は生産性の高い豊穣な農地、ゆけどもゆけども見事な収穫でおおわれ
た肥沃な黒土ばかりです。あなたがたは、あの国が悲しみに沈んでい
るとおっしゃるのですか? 私は自分の目で見たことしか言えません。
とりわけ悲惨だとうわさされる地方にも行きましたが、そこでも繁栄
ぶりを確認しただけでした。」大政治家エリオの目は節穴だったのか、
ソ連政府の隠蔽技術があまりに見事だったのか、飢饉のうわさは否定
された。
「プリコジンの乱」もどうして起きたか。
どのような影響を及ぼすのか。
だまされないように見ていくことが大事だと、
岩田温さんは言っています。そうですよね。
また新しい歴史を知りました。
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