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2023年2月 8日 (水)

マルコ・ポーロ情報あれこれ

     

今日は令和5年2月8日。

   

社会科歴史の教材研究。

次の文章が目に留まりました。

  

フビライ・ハンに仕えたイタリア人のマルコ・ポーロが、「世界の

記述」という書物の中で、日本を「黄金の国ジパング」としてヨー

ロッパに紹介したことも・・・・(後略)

  

(75p 新しい社会歴史/東京書籍)

  

マルコ・ポーロと言えば、「東方見聞録」でしょうと思っていたら、

「世界の記述」なんていう書名がでてきてビックリ。

でも教科書の同じページの片隅に次のように書いてありました。

  

マルコ・ポーロの「世界の記述」は、「東方見聞録」という名前で

も知られています。

  

書名について調べてみたくなりました。

Wikipedia 東方見聞録

☝ このサイトによると・・・・

・原題は不明。

・日本および韓国においては一般的に『東方見聞録』

・他国では『世界の記述』( “La Description du Monde”、

 “Le Devisement du monde” )、

 『驚異の書』( Livre des Merveilles ) とも呼ばれる。

  

つまり、教科書は、世界の多数決で多い『世界の記述』を

採用したことになります。まあ、仕方がないか。

さらに上のサイトを読むと・・・

・日本語の『東方見聞録』という訳題は、

 明治期の中学東洋史教科書の記載に始まるもの。

・書名としては、1914年(大正3年)に刊行されたアカギ叢書版

 (佐野保太郎編)で初めて用いられている。

・これ以前の1912年(明治45年)に刊行された博文館版

 (瓜生寅訳)では、『まるこぽろ紀行』という題名が用いられていた。

  

明治から大正になる頃に『東方見聞録』という書名が

登場するようです。

そしてそれが当たり前になっていました。

マルコ・ポーロと言えば「東方見聞録」でした。

世界の当たり前ではなかったのです。

  

疑問点がもう一つ。

マルコ・ポーロはフビライ・ハンに仕えていた?

そうだったけ?

これはこの映像でも解決します。


YouTube: 【漫画】マルコ・ポーロの生涯を簡単解説【世界史マンガ動画】

これは生徒たちに見せた映像でもあります。

  

マルコ・ポーロの思い出としては、

アニメ「マルコ・ポーロの冒険」があります。

1979年の4月から1年間放映されたもの。

見てました。

18歳でした。

小椋佳のアルバム「マルコ・ポーロの冒険」は、

カセットテープで何回も聴いた覚えがあります。

ありがたいことに、そのアルバムがYouTubeで聴くことができます。


YouTube: 小椋佳 (Kei Ogura) / マルコ・ポーロの冒険 (1976)

  

さらにうれしい知らせ。

何と40年あまり前の番組が再放送されるようです。

ついに再放送が実現します アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険

3月13日~15日に、各3回分、合計9回分の再放送が

あるというのです。

これは録画必須です。

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