北アメリカの農業の教材研究をネットで
今日は令和4年12月9日。
地理の授業で北アメリカの農業を教えました。
ここでは、アメリカ合衆国の適地適作の様子を
教えなくてはなりません。
これがなかなか難しい。
高校地理の動画ですが、これを見て勉強しました。
これくらい知識を得ておいて、授業づくりです。
どうしてもアメリカ合衆国の地図が必要です。
なにかいいものはないかとネット上で探しました。
あるものですね。
高校地理はもっと詳細でしたが、中学地理ならこの程度で十分。
カリフォルニアの地中海式農業を加えることにしました。
このプリントのサイトは、北アメリカの工業でも使えそうです。
いいサイトに出合うことができました。
センターピボット式のかんがい設備を説明しなくてはなりません。
畑の中央部で地下水を汲み上げて、
長い腕でスプリンクラーによって散水します。
畑は円形状になります。
教科書に写真があるので、その写真を使って説明ができます。
規模が大きく、高校地理の動画が言うには、
アメリカの中央部には南北に無数あると言っていました。
そうなると、グーグルアースでも見つけることができると判断。
探してみました。
見つけました。容易でした。
検索には「アメリカ ネブラスカ レキシントン」とうちます。
そうするとグーグルアースはこの画面に導いてくれます。
この画面で、生徒たちは騒然としました。
センターピボットだらけです。
さらにこの画面から、右下に移動すると(南東に動く)、
この画面に出合います。
収穫前の青々としたセンターピボットです。
これでアメリカでは、センターピボットが大々的に行われていることが
伝わったと思います。
教科書にはフィードロットという聞き慣れない
牛舎の名前が書いてありました。
教科書にはほとんど説明がありません。
困ったものです。
写真は載っていました。
「新しい社会 地理」(東京書籍)105p
こういう時には、英語の意味で迫ります。
フィードロットは英語で書くとfeedlotでした。
feedは「餌をやる」「餌」の意味でした。
lotは「囲い込む」の意味でした。
牛を囲い込んで、餌を与えることでしょうか。
日本語では「肥育場」と言うようです。
ここの説明を引用します。
食肉用として出荷する直前の家畜を囲い込んで運動量を減らした上で、
飼料を与えて太らせる(肥育する)ための施設である。
これでおおよそどんなものかわかりました。
YouTube: 農場から食卓までを体験するバーチャルツアー第3弾 カナダビーフフィードロット事業
この動画を見て、教材研究は終了しました。
ネットのおかげで、教材研究ができました。
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