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2022年12月 6日 (火)

アフリカの奇跡と呼ばれるルワンダ

    

今日は令和4年12月6日。

  

今日はミャンマーのことばかり書いてきましたが、

今回はアフリカのルワンダ。

  

ルワンダと言えば、1994年のルワンダ大虐殺です。

恐ろしい国のイメージがあります。

ところが!今はぜんぜん違っているそうです。

それを伝えようとして、生徒に見せたのが、

この2本の映像です。

  


YouTube: 【ルワンダ虐殺】分かりやすく解説

ルワンダ大虐殺について、中学生に紹介するなら、

この映像がいいなと思いました。

3カ月で、100万人が、残虐な殺され方をした大事件。

  

それから30年。

現在のルワンダはどうなっていると思う?

と、生徒に聞くと、内戦が起こっているのではという声。

  

ところが違うんだな。

「アフリカの奇跡」と呼ばれる発展をしていることを

次の映像で紹介しました。

JICAの映像です。  


YouTube: アフリカ開発教育用教材「みんなが知らないルワンダのこと」

  

ネットでは、「アフリカの奇跡」ルワンダについて、

くわしくレポートをしてくれている人がいました。

授業がすんでしまった後ですが、読んでみました。

鮫島弘子のアフリカビジネス入門2017

5年前の記事ですが、読まなきゃ損です。

  

大虐殺をどう乗り越えたのか?

ヒントが書いてありました。

引用します。

  

社会面では、虐殺の原因となった「2つの民族」という考え方を否定

し、国民全体の和解を図ることで、2度と同じような悲劇が起きない

ことを目指しています。ジェノサイドが起きたときはフツ系政権で、

多数派のフツ系が少数派のツチ系を一方的に虐殺しました。カガメ大

統領はツチ系で、3歳のときに迫害を受けてウガンダに難民として逃

れて育ちました。彼は、国内で復讐の連鎖が起こる構造を断ち切るた

めに「フツ」「ツチ」という区別を否定し、すべての国民が「ルワン

ダ人」であるというアイデンティティを持つよう導いています。結果、

ルワンダ国外には依然として反対勢力はいるものの、ルワンダ国内は、

2000年以降、平和であり続けています。

カガメ大統領は、半ば独裁ともとれるほど強烈なリーダーシップを発

揮し、国の目標を明確に掲げ、改革を進めてきました。

ジェノサイドと国内紛争で徹底的に傷ついた首都キガリを中心に、街

をきれいにする政策をとりました。さきほどお話ししたプラスチック

バッグ廃止と掃除の奨励はその一環です。街並みがきれいなので、キ

ガリを訪ねる外国人に対して、新しいルワンダのポジティブなイメー

ジを伝えることができるようになりました。

    

なるほどです。

カガメ大統領は、2000年に就任したそうです。

調べると、現在も大統領在任中。

1957年10月生まれの65歳。

Wikipedia ポール・カガメ

☝ 反対派を弾圧する面もあるようです。

政治家は評価が難しい。

  

残念ながら、アフリカの勉強は終わってしまいました。

そもそも、中学校の時間数では、

ルワンダのことを詳しく教えるのは難しいかな。

でも、次の機会・・・・あるかな?

またアフリカを教える時には、

この記事に戻ってきて教材研究をして、

特にルワンダのことをメインにアフリカを教えたいな。

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