アフリカの奇跡と呼ばれるルワンダ
今日は令和4年12月6日。
今日はミャンマーのことばかり書いてきましたが、
今回はアフリカのルワンダ。
ルワンダと言えば、1994年のルワンダ大虐殺です。
恐ろしい国のイメージがあります。
ところが!今はぜんぜん違っているそうです。
それを伝えようとして、生徒に見せたのが、
この2本の映像です。
ルワンダ大虐殺について、中学生に紹介するなら、
この映像がいいなと思いました。
3カ月で、100万人が、残虐な殺され方をした大事件。
それから30年。
現在のルワンダはどうなっていると思う?
と、生徒に聞くと、内戦が起こっているのではという声。
ところが違うんだな。
「アフリカの奇跡」と呼ばれる発展をしていることを
次の映像で紹介しました。
JICAの映像です。
YouTube: アフリカ開発教育用教材「みんなが知らないルワンダのこと」
ネットでは、「アフリカの奇跡」ルワンダについて、
くわしくレポートをしてくれている人がいました。
授業がすんでしまった後ですが、読んでみました。
5年前の記事ですが、読まなきゃ損です。
大虐殺をどう乗り越えたのか?
ヒントが書いてありました。
引用します。
社会面では、虐殺の原因となった「2つの民族」という考え方を否定
し、国民全体の和解を図ることで、2度と同じような悲劇が起きない
ことを目指しています。ジェノサイドが起きたときはフツ系政権で、
多数派のフツ系が少数派のツチ系を一方的に虐殺しました。カガメ大
統領はツチ系で、3歳のときに迫害を受けてウガンダに難民として逃
れて育ちました。彼は、国内で復讐の連鎖が起こる構造を断ち切るた
めに「フツ」「ツチ」という区別を否定し、すべての国民が「ルワン
ダ人」であるというアイデンティティを持つよう導いています。結果、
ルワンダ国外には依然として反対勢力はいるものの、ルワンダ国内は、
2000年以降、平和であり続けています。
カガメ大統領は、半ば独裁ともとれるほど強烈なリーダーシップを発
揮し、国の目標を明確に掲げ、改革を進めてきました。
ジェノサイドと国内紛争で徹底的に傷ついた首都キガリを中心に、街
をきれいにする政策をとりました。さきほどお話ししたプラスチック
バッグ廃止と掃除の奨励はその一環です。街並みがきれいなので、キ
ガリを訪ねる外国人に対して、新しいルワンダのポジティブなイメー
ジを伝えることができるようになりました。
なるほどです。
カガメ大統領は、2000年に就任したそうです。
調べると、現在も大統領在任中。
1957年10月生まれの65歳。
☝ 反対派を弾圧する面もあるようです。
政治家は評価が難しい。
残念ながら、アフリカの勉強は終わってしまいました。
そもそも、中学校の時間数では、
ルワンダのことを詳しく教えるのは難しいかな。
でも、次の機会・・・・あるかな?
またアフリカを教える時には、
この記事に戻ってきて教材研究をして、
特にルワンダのことをメインにアフリカを教えたいな。
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