アメリカバイソンをバッファローと言っていたケビン・コスナー
今日は令和4年12月11日。
映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を授業で見せたことで、
疑問が湧きました。
私が見せたのは、先住民が狩りをするところ。
この動物を私はバッファローだと言いました。
なぜなら、このシーンの前に、
主人公のケビン・コスナーが「バッファロー!」と叫んで、
先住民にバッファローの群れを見つけたことを
報告するシーンがあるからです。
でも4クラスの学級に順番に見せていく中で、
これはバッファローではなくて、
アメリカバイソンだと気がつきました。
バッファローは、アフリカの勉強で、
ンゴロンゴロ自然保護区の映像で見せました。
https://america-info.site/america-bison-buffalo
これがバッファローです。
私はちゃんと見せているのです。
映画の動物は明らかに違います。
でも間違いなく、映画の中で「バッファロー」と言っています。
なぜ、アメリカバイソンをバッファローと呼ぶのか?
こんな疑問に答えてくれるサイトがありました。
とてもうれしかったです。
このサイトによると、バッファローというのは
水牛のことだそうです。
したがって、ベトナムの授業で見せた水牛も
バッファローでした。
そしてアメリカ人が、アメリカバイソンをバッファローと呼ぶ理由。
引用します。
アメリカバイソン(学名:Bison bison)は、
北アメリカに分布する野牛です。
バッファローとも呼ばれますが、これは通称。
アメリカには水牛がいないので、野牛のバイソンを
バッファローと呼ぶようになったから。
だから正確に言うと間違いですが、アメリカではバイソンを
「バッファロー」と呼んでいます。
なんと、間違いなのですが、通称で、
アメリカバイソンをバッファローと呼んでいるのです。
アメリカ人は。
そしてアカデミー賞をいくつも獲得した
映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でも、
通称でバッファローと呼んだようです。
実にまぎらわしい。
でも、アメリカ人の実際のところが知れてよかったです。
映画を見せながら、バッファローだと教えたことは、
修正しなくてはなりません。
アメリカ人さん、困りますよ。
映画の中で、先住民がバッファローのことを
「タタンカ」と言っていました。
それについて調べました。
そこには次のように書いてありました。
北米インディアンのラコタ族の言語で、
アメリカバイソンを意味する言葉。
おう!インディアンは間違えていなかったです。
正確でした。
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