番画〈531〉〈532〉:岩崎弥太郎と五代友厚の死 「解体新書」出版を扱った正月時代劇
今日は令和3年11月29日。
〈531〉大河ドラマ「青天を衝け 37 栄一、あがく」
(2021年11月28日放映)
〇海運業で岩崎弥太郎率いる三菱商会と、
渋沢栄一らが設立した共同運輸会社との
2年間に及ぶ争いが描かれた。
〇岩崎弥太郎は病に倒れ死去。
その後三菱商会と共同運輸会社は合併をする。
〇岩崎弥太郎が亡くなったのは50歳。
そして後を追うようにして亡くなった五代友厚は
49歳で亡くなっている。
〇明治時代の平均寿命は44歳ぐらいだ。
岩崎弥太郎や五代友厚が早死にしたわけではない。
今は幸せだと思いたい。
幸いにも自分は現在60歳。
まだまだいろいろなことをしたいと思っている。
〇明治に生まれず、昭和に生まれた幸運を生かして、
まだ頑張るぞ。
そんなことを思った「青天を衝け」だった。
〈532〉「正月時代劇 風雲児たち~蘭学革命篇~」
(2018年1月1日放映)
〇蘭学の教材研究をしていて、
確かこんな番組があったぞと思い出した。
〇杉田玄白と前野良沢が、仲間の力も借りて、
オランダ語の医学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳。
「解体新書」の出版までこぎつける。
しかし、「解体新書」の翻訳者たちの名前の中に、
前野良沢の名前はなかった。
なぜか?
〇そんなストーリーだった。
探したらすぐに見つけた。
ちゃんと録画してあった。
再び見た。面白かった。
平賀源内や田沼意次も登場した。
田沼意次は期末テストでも登場させた人だ。
テストで出た人がドラマに出てくるなんて楽しいことだ。
授業で見せたいと思った。でも1時間30分もあるドラマだ。
工夫がいる。
〇このドラマを使って、じっくりと「解体新書」を教えたくなった。
テキストでは杉田玄白は太字でしたが、
前野良沢は太字ではなかった。
でも、このドラマを見ると、杉田玄白だけを教えるのはだめだ。
杉田玄白と前野良沢の両方を教えて、
生徒に記憶させなければと思う。
〇困った。
先日記事にした特集ドラマ「眩(くらら)北斎の娘」を見せながら、
葛飾北斎も時間をかけて教えたいと思っていた。
やってみたい。
こちらは1時間13分。
〇杉田玄白、前野良沢、葛飾北斎に焦点をしぼり、
本居宣長や歌川広重は脇に置くことになるかな。
伊能忠敬も脇に・・・惜しいなあ。
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