番画〈475〉〈476〉:上杉鷹山 徳川吉宗 徳川宗春 田沼意次 二宮金次郎
今日は令和3年10月24日。
江戸時代の様々な政策をこれから教えていくにあたって、
この2本を見ました。
〈475〉「世紀のワイドショー ザ・今夜はヒストリー
江戸経済を立て直したマネーの天才5人」
(2012年8月8日放映)
〇米沢藩9代藩主上杉鷹山。
倹約令。自ら率先して行う。
武士も田畑を開墾。
特産品の開発(うるし 米沢織など)
「かてもの」という冊子。食べられる雑草。食べられない雑草。
「成せば成る 成さねば成らぬ・・・・」は鷹山の言葉。
〇徳川吉宗
倹約令 大奥のリストラ
25歳以下の美しい女性50人を選ばせ、大奥から出した。
この話は聞いたことがあった。
〇徳川宗春
吉宗と同じ時代。尾張藩藩主。
倹約に真っ向から反対。
財政改革=倹約の時代に逆らった。
金を使ってこそ経済は回る。
クーデターによって失脚 隠居謹慎
〇老中 田沼意次
重農主義→重商主義
先駆的な政策を行ったと評価され出した。10年前の番組だけど。
株仲間を公認して、営業税を取った。
俵物貿易 水産加工品を輸出した
長崎での貿易を拡大した
通貨の統一を行った。
天明の大飢饉で失脚 田沼バッシング
〇二宮金次郎
現在の小田原市出身。
地方再生に尽力した。
年貢倍増を10年かけて実施した。
入植者の誘致や低金利融資を行う
授業では徳川吉宗と田沼意次が使えそうです。
10年前の番組が役に立つ。
次の番組は最新の番組です。
〈476〉「英雄たちの選択 先見の明か 山師か
田沼意次の真実」(2021年9月8日放映)
〇静岡県牧之原市に田沼意次の銅像ができる。今年の5月。
〇開明的なリーダーとして再評価されている。
10年前の番組でも言っていた。
〇年貢にたよる今までのやり方ではダメ。
商工業者から税を取ろうという発想。
〇株仲間を結成させて独占権を認めた。
その代わり運上・冥加と呼ぶ営業税を取った。
〇新貨幣の発行 それまで関東では金貨、関西では銀貨が流通。
通貨の東西統一を図った。
〇長崎貿易の拡大 輸出を増やす 銅 俵物(水産加工品)
〇田沼意次の元には山師とよばれる人たちが集まってくる。
山師は今で言う起業家、実業家。
鉱山開発や印旛沼の新田開発
〇浅間山の大噴火による天明の大飢饉
〇選択 1.将来のため蝦夷地の開拓
2.蝦夷地より飢饉対策に尽力
田沼意次は1を選択。
〇利根川の大洪水 印旛沼の新田開発頓挫。田沼意次は失脚。
中間テストに向けての勉強で、支援学級の生徒であっても、
「促成栽培」「抑制栽培」という言葉に触れて、
どういうものか何となく理解してくれていると思います。
例えば、「田沼意次」が生徒の頭に残るような授業をしたいです。
生徒たちの暗記力を信じて、現在「大カード」を使った実践をしています。
また後日、詳細を書きます。
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