「泣くな道真」②/「京友」「賑恤」「恤む」 受け取ったメッセージ
今日は令和3年10月2日。
前記事に引き続き、
「泣くな道真 大宰府の詩」(澤田瞳子著/集英社文庫)
より引用します。
人口二十万人、田の総面積一万八千余町歩の讃岐は、南海道の上国。
瀬戸内の海と険阻な山を擁し、古来、地味豊かなる殷富(いんぷ)
上実の国と称され続けた京友(きょうゆう)である。
(161p)
「京友」の意味がわからず。
ネットで調べた限りでは不明です。
どなたかご存知の方があったら教えてほしいです。
どれだけ民が飢え苦しもうとも、国政を預かる高官がその惨痛を身
を以って知ることはない。諸国から次々と届く上奏、度重なる飢饉
や疫病の報に触れても、「それは大儀なことじゃのう」と眉をひそ
め、賑恤を命じるだけ。
(163p)
「賑恤」は読みも意味も不明でした。
調べました。
読み方は「しんじゅつ」
意味は※コトバンクに次のように書いてありました。
貧困者や被災者を援助するために、金品を施し与えること。
「恤」という漢字に興味をもちました。
※weblio辞書によると「恵む」と同じように「恤む」と書いて、
「めぐむ」と読むそうです。そんな意味のある漢字でした。
この本を読んで、どのような状況に置かれても、
自分の才を信じて生きていくのがいいというメッセージを
受け取りました。
いい年をしてからの中学校勤務は少々きついけれども、
残り半年!
自分にとっては社会科の授業がメインです。
そこを頑張って、最後を迎えたいですね。
菅原道真も大宰府で頑張った。
自分も頑張ろう。
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