番画〈349〉:宅配ドライバーのプロをめざす
今日は令和3年8月4日。
番画です。
今日は「プロフェッショナル 仕事の流儀」を3本見ました。
今回の番画は、道徳の授業で見せてもいいなと思いました。
〈349〉「プロフェッショナル 仕事の流儀 ”1分の1”の荷物に
思いを込めて 宅配ドライバー 永澤康太(29)」
(2021年5月18日放映)
〇(ナレ)永澤が荷物を運べば町の空気が変わる。
〇配達される人たちに人気のある人。
〇埼玉県鴻巣市北東部を担当。ヤマト運輸。
〇4分で1つの配達のペース。過密だ。
〇「僕らが届けた荷物でお仕事を始められる方もいらっしゃる。
工事現場の人で『それ待ちだった』『ありがとう。早くて助かった』
って言われると、役に立ってるなあと思いますね」
〇気配りがすごい。
・扱っている2000軒の在宅時間をつかんでいて、
在宅時に配達する。
・雨が荷台に降りこまないように向きを考えて駐車する。
・ラーメン屋に届けるのに、
午前11時50分に届けたら困ると予想する。
〇安全重視 なるべく車をバックで動かさない。
配達で走るのは、安全確認の時間をとるため。
〇人工知能を使って配達順が示される。
永澤は、その配達順に自分の経験を加えて配達順やコースを決める。
より安全なルート、停車位置を決める。
〇実際に荷物が発送されて届くまでに関係する人たちを紹介。
新潟の蕎麦屋のそばが、埼玉の家に届くまで。
途中行程の運転手の発言。
800~1000個の荷物を運ぶ。
「プレッシャーは感じています。その荷物の数を人間って考えたら、
ものすごい。背中からの来る重圧っていいますかね」
〇朝早く届いた荷物を、配達車に振り分ける
「早朝アシスト」という仕事。こういう仕事もあるんですよね。
〇永澤さんが、宅配ドライバーになるまでの課程が物語だった。
中学時代 中途半端な自分 卒業文集に「何かのプロになりたい」
高校卒業後、保育士になろうとして専門学校へ。
とても保育士にはなれないと判断して専門学校をやめる。
仕事に就くが、長続きしない。
母親が務めていたヤマト運輸で働くことになる。
それほど宅配の仕事に思い入れがあったわけではなかった。
〇「頼んだ翌日に頼んだ時間に届くのが
当たり前になっている世の中で、
そこのイメージは絶対に崩したくないですし、
僕が届けて、ひとつ笑顔になったことで、
少しでも優しい気持ちになって、
少しでも楽しい気持ちで
僕がお届けしたあとの生活が待ってればいいかなと
思いますね。」
〇「いつか(宅配の仕事が)『職業の夢ランキング』に
入ってくれたらと思っています」
この発想は、ゴミ収集員の気持ちと共通している。
※ここでも道草 プロフェ・ごみ収集員(2021年7月25日投稿)
〇(ナレ)何かのプロになると願った普通の青年。
今、宅配のプロとして、仲間とともに走る。
〇「何かのプロ」になりたいと書いた永澤は、宅配のプロをめざす。
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