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2021年2月22日 (月)

「宇宙戦争」を今度は読みました

   

今日は令和3年2月22日。

  

この本を読みました。

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「宇宙戦争」(H・G・ウェルズ著/雨沢泰訳/偕成社文庫)

   

「H・G・ウェルズ」で慣れてしまっているけど、

いい機会なので、省略されていない名前を調べました。

「ハーバート・ジョージ・ウェルズ」でした。

別人の雰囲気です。

  

「チコちゃんに叱られる」で「火星人はなぜタコ?」で始まった

ミニブーム。

ここでも道草 「チコちゃん」火星人はなぜタコ?(2021年2月7日投稿)

   

「宇宙戦争」(1953年版)、「宇宙戦争」(2005年版)を見て、

ついに原作を読みました。

2本の映画は、原作に書かれていたことを

活かしているのがわかりました。

3本足の戦闘マシン。(2005年版)

赤い植物。(2005年版)

容赦のない殺人光線。(1953年版 2005年版)

火星人が近くにいるのに、静かにならない人物を黙らせる。(2005年版)

家のなかを探るヘビのような長い触手。(1953年版 2005年版)

弱った戦闘マシンにたかる鳥。(2005年版)

人間の血を必要とする。(2005年版)

   

2005年版の「宇宙戦争」は、1953年版の「宇宙戦争」を

参考にしている点もあります。

人間の攻撃を全く受けつけないシールドです。

このシールドは、原作にはなかったです。

原作では、大砲によって、戦闘マシンが破壊される時がありました。

 

以上のような作品間の関係がわかったのも面白かったです。

  

原作「宇宙戦争」が発行されたのは1898年のことでした。

当時の最速の乗り物は蒸気機関車。

馬車が主流の時代でした。

人々の多くは、移動は徒歩か自転車。

情報が伝わっていくのがすごく遅いことを感じました。

人々は新聞で情報を得ようとしていました。

戦闘マシンが熱射線を放って、多くの人を殺しているのに、

数キロ離れた場所では、全くそのことが知らされていない。

今の時代ならば、SNSによって、

すぐに情報が伝わるであろうと思いながら読みました。

  

この情報の伝わる遅さに、

少しイライラして読んでいた自分がいます。

100年以上の前に書かれた小説。

当時はワクワクして読者は読んだと思いますが、

私はそうなれなかったです。

  

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