番画:映画「記憶にございません!」(2019年)
今日は令和3年1月10日。
番画です。
〈23〉映画「記憶にございません!」(2019年日本)
(2021年1月9日放映)
〇1961年生まれの三谷幸喜さんと、中井貴一さんが中心の映画。
1961年の私は楽しんで見た。
〇驚いたのは、首相のもと小学校教師として登場した先生。
山口崇さんでした。懐かしかった。
すぐに気がつかなかった。矍鑠(かくしゃく)としていた。
山口さんが言ったセリフが印象に残った。
記憶を失った黒田首相が、政治を教えてほしいと恩師に頼んだのだ。
「総理大臣に政治を教える。教育者としてこれほどの名誉はありません」
「力をお貸ししましょう」
〇この場合は、直接総理大臣を教えるパターンですが、
教えた子どもが総理大臣になったりしたら、
それはまた教育者として名誉と思ったこともあった。
〇自分がかかわった子どもたちはどんな人生を歩んでいるのだろう。
〇三谷幸喜さんの脚本でドラマ「総理と呼ばないで」が1997年に
放映された。
子どもたちは総理大臣を目指すことが目標になっていたのに、
そうではなくなった世を憂いて、
政治に関心をもってほしいという気持ちのこもったドラマだった。
〇最終回、田村正和さん演じる総理大臣が演説をする。
すごくよかった覚えがある。聞き書きもしたが、どこにあるのだろう。
〇天井裏倉庫の社会科通信の束の中にあると思われる。
〇ドラマ「総理と呼ばないで」から時を経て、
三谷さんは今度は映画「記憶にございません!」で
変わらぬ思いを表現したと思う。
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