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2021年1月 6日 (水)

「天使のゲーム(下)」/書店の香りをびん詰めに

    

今日は令和3年1月6日。

  

1月1日に次の宣言をしました。

  

〇定年前の残り1年3カ月は読書の時間を減らす。

〇同期間、テレビ番組やネット動画を積極的に見る。

  

でも今日の午後は読書に、ついつい時間を費やしてしまいました。

この本を読破しました。

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「天使のゲーム(下)」

(カルロス・ルイス・サフォン著/木村裕美訳/集英社文庫)

   

終盤の刑事との対決は、「風の影」を彷彿させ面白かっけど、

ええ、謎解きが不十分じゃないのかなと思って読み終えました。

訳者あとがきに次のような書いてありました。

  

「忘れられた本の墓場」の四部作は、作者の言葉を借りれば「四つの

扉があって、それぞれの入り口からなかに入ると、共通の宇宙がひろ

がっている」。シリーズの第三弾Elprisionero del cieloも、すでに昨

年末スペインで刊行されており、『風の影』と『天使のゲーム』が、

じつは、壮大なスケールのジグソーパズルの一部をなすことがわかっ

てくる。 

(382p)

  

2012年5月の文章です。

納得はいかないけど、とにかく二作目までは読み終えました。

また、すでに訳本が出ている三作目を読むことにしよう。

焦らず、今年中に読むくらいの気持ちでいよう。

楽しみはとっておく気持ちです。

  

本文中からひとつ引用します。

  

主人公が、「センペーレと息子書店」を訪れた時の文章。

  

書店に入って、紙と魔法の香りをいっぱいすいこんだ。この香りを

びん詰めにしようと、いままで誰も思いつかないのが不思議だ。

(63p)

   

私も書店や図書館の香りは好きですね。

サフォンさんは、テレビ嫌いの本好きのイメージ。

私のこれからの1年3カ月は、サフォンさんとは真逆に行動します。

決めました。

これから読む本は、自家用車の中に置いておこうと思います。

身近にあるとついつい読んでしまいます。

自家用車に置いておけば読む時は自然と限られます。

病院の待合室。

車中で何かを待つ時等。

この方法がいい。

さっそく次の本「長屋王残照記 第一巻」(里中満智子作

中公文庫コミック版)は今から自家用車に置きに行きます。

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