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2021年1月 7日 (木)

番画:映画「竹取物語」(1987年)

   

今日は令和3年1月7日。

   

納戸の奥の一番上に置いてあったビデオテープを取り出してきて、

見てみました。

これも番画です。

Epson569

〈13〉映画「竹取物語」(市川崑監督/沢口靖子主演)

1987年の映画です。

御覧の通り、レンタル落ちで購入したものです。

それでも1980円は奮発したなと思います。

購入した正確な日付は不明ですが、

1993年のリストに入っていたので、

1993年の購入で間違いないと思います。

   

34年前の作品で、おそらく27年前には見ています。

それ以来の鑑賞です。

27歳以下の人にとっては生まれる前の話であり、

何たる古いものを見ているのだと思われるでしょうね。

  

  

ずっと眠っていたビデオですが、いざデッキにかけて、

リールを回し始めると、それはそれは楽しい。

見知った俳優が次々に出てきます。

当然、若い。

三船敏郎の翁ぶりはよかった。

若尾文子は沢口靖子と美を争っていたかな。

まだ若い沢口靖子には負けられないところがあったのでは。

常田富士男 日本昔話だ!

春風亭小朝、小朝さんならではの役でした。

竹田高利 コント山口君と武田君だ! いまはどうしているんだろう?

伊東四朗の怪僧ぶりは、後の大河ドラマ「平清盛」の時に演じた

白河法皇を思い出しました。

大河ドラマは2012年でした。怪僧ぶりはスケールアップしていました。

中井貴一!

宝を手に入れるために、多くの人的犠牲をはらったことは

どうなっているのと突っ込みたくなりますが、

中井貴一と沢口靖子の絡みは、お互い若いためか、

学芸会の雰囲気がありました。

こんな演技をしていたんだぞと、

中井貴一と沢口靖子の弱みを握った気分です。

帝の石坂浩二は凛々しいし、加藤武は相変わらず楽しい。

   

最後は巨大な宇宙船も、かぐや姫を迎えるために登場します。

たった1本のビデオテープからたくさんのものがよみがえりました。

それが楽しかったです。

  

セリフとか、話の展開とか、突っ込みたくなるところがある映画でした。

「1917年 命をかけた伝令」のような

完璧な映画ではありませんでした。

でも楽しんで見ることができました。

やっぱり沢口靖子をずっと追いかけている私ですからね。

沢口靖子が出ているだけで楽しめる。

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