番画:映画「竹取物語」(1987年)
今日は令和3年1月7日。
納戸の奥の一番上に置いてあったビデオテープを取り出してきて、
見てみました。
これも番画です。
〈13〉映画「竹取物語」(市川崑監督/沢口靖子主演)
1987年の映画です。
御覧の通り、レンタル落ちで購入したものです。
それでも1980円は奮発したなと思います。
購入した正確な日付は不明ですが、
1993年のリストに入っていたので、
1993年の購入で間違いないと思います。
34年前の作品で、おそらく27年前には見ています。
それ以来の鑑賞です。
27歳以下の人にとっては生まれる前の話であり、
何たる古いものを見ているのだと思われるでしょうね。
ずっと眠っていたビデオですが、いざデッキにかけて、
リールを回し始めると、それはそれは楽しい。
見知った俳優が次々に出てきます。
当然、若い。
三船敏郎の翁ぶりはよかった。
若尾文子は沢口靖子と美を争っていたかな。
まだ若い沢口靖子には負けられないところがあったのでは。
常田富士男 日本昔話だ!
春風亭小朝、小朝さんならではの役でした。
竹田高利 コント山口君と武田君だ! いまはどうしているんだろう?
伊東四朗の怪僧ぶりは、後の大河ドラマ「平清盛」の時に演じた
白河法皇を思い出しました。
大河ドラマは2012年でした。怪僧ぶりはスケールアップしていました。
中井貴一!
宝を手に入れるために、多くの人的犠牲をはらったことは
どうなっているのと突っ込みたくなりますが、
中井貴一と沢口靖子の絡みは、お互い若いためか、
学芸会の雰囲気がありました。
こんな演技をしていたんだぞと、
中井貴一と沢口靖子の弱みを握った気分です。
帝の石坂浩二は凛々しいし、加藤武は相変わらず楽しい。
最後は巨大な宇宙船も、かぐや姫を迎えるために登場します。
たった1本のビデオテープからたくさんのものがよみがえりました。
それが楽しかったです。
セリフとか、話の展開とか、突っ込みたくなるところがある映画でした。
「1917年 命をかけた伝令」のような
完璧な映画ではありませんでした。
でも楽しんで見ることができました。
やっぱり沢口靖子をずっと追いかけている私ですからね。
沢口靖子が出ているだけで楽しめる。
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