「あの日僕らは戦場で~少年兵の告白~」5年経ってやっと見ました
今日は令和2年9月12日。
最近は戦争を勉強する時に、
戦争が始まる前のことと、
戦争が始まってからのことに分ける視点をもつようになりました。
戦争が始まる前、なぜ戦争に至ってしまったのかを、
もっと知りたいと思っています。
そして戦争が始まってしまえば、
平和な時には考えられないような悲惨なことがあったかを
今までもだいぶ知ってきたつもりですが、
まだまだあったはずと思って学んでいきたいです。
今週は社会科の授業で太平洋戦争を教えました。
戦争に至ってしまった状況を教えたかったけど、
授業にできませんでした。
戦争が始まって起こった惨劇の一つを、
授業では紹介しました。
5年前に録画した番組を利用しました。
「NHKスペシャル アニメドキュメント あの日僕らは戦場で
~少年兵の告白~」(2015年8月11日放映)
5年前に録画して、今回の授業に使えるかもと思って、
やっと見ることがしました。
太平洋戦争の沖縄戦では、14~17歳の沖縄の少年兵が、
ゲリラ戦でアメリカ兵と戦いました。
およそ1000人ほどいたそうです。
部隊の名前は「護郷隊(ごきょうたい)」
うっすら知っていた護郷隊。
この番組で認知して、教えることにしました。
護郷隊の映像は残っていないため、
生き証人の証言をもとに、アニメで再現されました。
印象的なシーンの写真を載せていきます。
国家のためなら命も惜しまない教育が行われました。☟
「10人殺したら死んでもいい」と囁く教官 ☝
兵士になるには、17歳以上という制約があったのですが、
アメリカ軍が沖縄に上陸することが必至となった時、
沖縄だけ他に先駆けて、17歳以下でも兵士になれると
軍令によって変更されたのです。
1945年4月1日にアメリカ軍は上陸します。☟
アメリカ軍は2手に分かれ、攻撃を進めます。
細長い沖縄島は逃げ道のない過酷な戦場となっていきました。
北進したアメリカ軍は5万人。
日本兵は3千5百人。
そのうち1000人が護郷隊。
2つの山に潜伏しました。
つづく
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