「捨て童子 松平忠輝 1」を読みました
今日は令和2年9月10日。
松平忠輝とはどんな人なのだろう?
そう思ったのは、今年の7月15日放映の
「英雄たちの選択 家康の終活~徳川の天下を決めた最後の決断~」
を見たのがきっかけです。
徳川家康が、大坂夏の陣を終えてから、
大往生するまでの1年間で、
徳川政権が長期的に続くような手を次々にうったことが
わかりました。
そのような手の一つに、
六男松平忠輝を勘当することもありました。
将軍秀忠を脅かす存在と判断されたためです。
家康の死後、秀忠に改易された松平忠輝は、
その後は各地を転々として、
最後は現在の長野県諏訪市で亡くなります。
※参考:ここでも道草 「永田鉄山 昭和陸軍『運命の男』」② 永田が唱える「軍民一致」(2020年9月5日投稿)
享年92歳。
当時としては長寿。
どんな人なのだろう?
改易された後はどのように暮らしたのだろう?
興味を持ちました。
そこでこの本を読みました。
「捨て童子 松平忠輝 1」(隆慶一郎著/講談社)
図書館で借りましたが、1989年11月15日第1刷発行の本で、
私が手にしたのは1990年5月9日第6刷発行の本でした。
半年で6刷。
当時としてはきっと目立った本だったと思われます。
この本を原作にした漫画本も出ています。
やっと松平忠輝に出会ったという気持ちです。
全3巻の本です。
2巻目以降も楽しみです。
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