「安倍官邸VSNHK」① 森友事件は森友学園の事件でした
今日は令和2年4月30日。
この本を読みました。
「安倍官邸VSNHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」
(相澤冬樹著/文芸春秋)
私は録画マニアで、毎日何かかあか番組を録画しています。
そしていい番組は、授業で子どもたちに見せてきました。
その番組はNHKが多いです。
NHKファンでもあります。
だからNHKには期待しています。
この本を読んで、NHKの報道番組が
使命感のある記者が取材したおかげでできているのだと
わかりました。
相澤さんは辞めてしまいましたが、
相澤さんが認める記者がNHKに残っているわけで、
これからも期待しようと思いました。
きっとどの番組も、複数の人たちの努力で
できあがっているはずです。
見るか側も真剣に受け止めないといけないと
気合が入ります。
さて、いつものように引用していきます。
森友事件は森友学園の事件ではない。国と大阪府の事件である。
こう言うと違和感を持つ方が多いかもしれないが、おかしなことを
したのは森友学園ではなく、むしろ国や大阪府の方だ。なぜそう言
えるのか?それを読者・視聴者に説明するのが私たち記者の務めだ。
そのために根拠を示すことが欠かせない。(中略)
森友事件の報道の背後で何が起きていたのか、森友事件の真の問
題点は何かを明らかにしたいと思う。
(10p)
読み終わって、なるほど国と大阪府の事件であって、
意図的に森友学園の事件になっているなと思いました。
とにかく、桜を見る会の件で不信感をもち、
赤木俊夫さんの手記が発表されて森友事件の詳細を知るまで、
私の中では森友事件は森友学園の事件でした。
社会科教師としてはアンテナが低すぎかな。
自省。
つづく
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