パラリンピック〈24〉 「パラアスリート」⑪ 車いすの陸上競技の醍醐味を知ったのは・・・
今は令和2年2月22日22時22分22秒
の2時間ほど前です。
前記事に続いて
「パラアスリート」(山田清機著/PHP研究所)
より引用します。この本からの引用は大量になってきました。
【パラ陸上選手 鈴木朋樹/すずき・ともき】
鈴木は言う。
「車いすの陸上競技は、健常者の陸上競技よりもむしろツール
・ド・フランスのような自転車レースに似ていると思います。
前を走る選手の後ろにピタリとつけて風をよけながら、どのタ
イミングで勝負に出るかを考える。勝負をかけるために、最適
なポジションを奪い合う。そうしたひとりひとりの選手の思惑
が絡み合って、レースが展開していきます。それがわかってく
ると、見ていて面白い競技だと思います。」
(219p)
この車いすの陸上競技の醍醐味は、
だいぶ前に味わったことがあります。
その番組は、ビデオテープに収まっていて、
生徒たちにも見せた覚えがあります。
道徳の時間だったと思います。
どの番組だったか調べました。
すぐに見つかりました。
番組名は
「プライム11 その腕で走れ 車いすランナーの熱き闘い」
放映されたのは、1995年の11月25日。
25年前の番組でした。
車いすマラソンを扱っていました。
少し再生して、番組で登場していた選手名を思い出しました。
ハインツ・フレイ(フライ)(1958年生まれ)
絶対王者でした。
その王者に迫ろうとしていた日本人選手が
室塚一也(むろづかかずや/1964年生まれ)
※参考:Wikipedia ハインツ・フライ Wikipedia 室塚一也
お二人とも、その後も輝かしい戦績を残されていました。
本の文章から、ずっと過去に見た番組を思い出せたのは
大きな収穫でした。
その番組が今も手元にあって再生できました。
過去が現在になりました。
この番組で私は、車いすの陸上競技の醍醐味を知りました。
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