真鍋淑郎氏/ジェームズ・ハンセン氏を知る
今日は令和2年1月13日。
この本を読み始めました。
「石炭火力が日本を救う~CO2神話の崩壊」
(木本協司著/現代書館)
温暖化、気候変動に関するいろいろな本を読もうと思って
選んだ本ですが、?と思う文章に早々出合いました。
そもそも「エネルギー資源がないという国内矛盾を外交や軍事
力の行使で解決するのが政治」であり、天才的な戦略家石原莞
爾は第一次世界大戦に最重要な軍需物資となった石油を求めて、
1931年9月に満州事変を起こした。もしも石油生成に関す
る「海成腐泥起源説」という誤った学説に惑わされないで満鉄
が大慶油田群を発見していたら、満州国は「輝ける産油国」と
なって(戦争をする必要がなくなるため)その後の日中戦争ー
太平洋戦争―原爆投下による敗戦という歴史はなかったのであ
る。
(20p)
著者は2人の学者の温暖化説を批判していますが、
その批判の根拠が読んでもよくわかりませんでした。
その代わりに、温暖化の危機を唱えた2人の学者のことを
知りました。
一人は、日本人。真鍋淑郎(しゅくろう)氏。
そしてもう一人はアメリカ人。ジェームズ・ハンセン氏。
ハンセン氏については、TEDの映像を見て勉強できました。
TED「なぜ気候変動について叫ばなければならなかったか」/ジェームズ・ハンセン
この2人の学者のことを知ったのは収穫でしたが、
この本を読破するのは諦めました。
次の本を読もうと思いました。
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