大台ケ原山森林鉄道その3/険しいのが特徴の大杉谷森林鉄道
今日は令和元年11月5日。
昨日の投稿に引き続き、
10月25日放映の「金とく 中部ネイチャーシリーズ
大台ケ原山 幻の森林鉄道を探せ」より。
橋本博さんと小林知之さんがやってきたのは、
JR船津駅です。
ここを起点にたどろうとしているのが、
大杉谷森林鉄道跡です。
ちなみに、大杉谷は、富山の黒部峡谷、新潟県の清津峡と並ぶ、
日本三大峡谷のひとつです。
昔、歩いたことがある大杉谷。
初めてヒルに出合い、ゾゾゾッと思った場所です。
森林鉄道は地図のように敷かれていました。☟
総延長は25km。この辺りでも、険しい地形に造られた鉄道でした。
大杉谷森林鉄道は昭和6年に開業。
船津駅の近くには、木材の集積所があり、
最盛期には、年間1万トンもの木が集まっていたそうです。
(どのくらいなのか想像できませんが・・・)
昭和43年頃の森林鉄道の映像が紹介されました。
☝ 巨木を載せたトロッコがいくつもつながって、
木でできた橋の上をわたっていました。
断崖絶壁を走る鉄道。スリルがあります。☟
大杉谷森林鉄道の断面図です。☟
最大の特徴は険しさ。
25kmの距離で、900mも上がります。
途中には急な斜面や深い谷がありました。
そこを鉄道はどのようにクリアしたのかは、
明日の記事に書きます。
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